デリカの始まりはトラックだった!
三菱自動車の「デリカ」が今年で誕生50周年を迎えた。そもそも1968年に登場したのは、デリカトラックからだったのをご存知だろうか。その名前の由来は、「デリバリーカー」だという。以来、「さまざまな道路状況において、確実に乗員や荷物を目的地まで運ぶクルマ」としてたくさんのファンに長く支持されてきた。
では、ざっとデリカの歴史を振り返ってみることにしよう。初代はトラックやバンが商用車として、高度経済成長期の物資輸送を担った。「デリカスターワゴン」を擁してワンボックス乗用車として歩み始めた2代目は、日本初の4WDワンボックスワゴンを追加し、パジェロとともにアウトドアブームの火付け役になった。
3代目はモノコック構造を採用し、より快適で便利なレジャーシーンを提供。4代目にあたる「スペースギア」は、エンジンを車体前方に搭載し、フラットフロアとすることで安全性・快適性をさらに向上させている。
そして現行型の5代目となる「D:5」では、環状骨格構造に象徴される高い安全性やSUVの走りを備えたワンボックスタイプのミニバンへと進化させてきた。
オーナーに感謝を込めて、スペシャルコンテンツを順次展開
そして今年、デリカブランド誕生50周年を記念して、「遊びの歴史を積んで走れ。」をテーマに、12月末までさまざまなキャンペーンが実施される。
まずそのひとつとして、各種キャンペーンや、デリカの歴史や4WD技術を振り返るコラムなどのコンテンツを配信するスペシャルサイトをオープンする。
また、アウトドア界で人気のアクタガワタカトシ氏が厳選したデリカ誕生50周年アニバーサリーロゴ入りの春夏アウトドアギア6種が500名に当たるプレゼントキャンペーンを実施する。
さらにデリカファンが集まるイベント「デリカファンミーティング2018(5/13@山梨県ふじてんスノーリゾート特設会場)」に出展。最新モデルのデリカD:5の展示やラリードライバー増岡浩氏によるトークショーや迫力のデモランを予定している。
年末までデリカ誕生50周年キャンペーンをとおして、デリカファンはもちろん、乗ったことがない人にも、デリカの魅力を届けていくという。こうご期待!