5月末、トヨタのカローラハッチバック(仮称・以下、カローラハッチバック)の国内向けのプロトタイプがメディア関係者に向けて披露されるとともに、試乗会が行われた。今回は、その試乗会場で撮影した写真とともに、カローラハッチバックの詳細情報を1問1答形式でお伝えする。
画像: 新型カローラハッチバック(仮称)にまつわる、15の1問1答

■文:ホリデーオート編集部 ■写真:井上雅行

第1問 カローラハッチバックも含め、新型カローラは何代目?

カローラシリーズとしては12代目にあたる。ただし、今回公開されたカローラハッチバックはオーリスの後継車でもある。なので、オーリスとしてみると、3代目(オーリスの前身であるカローラ ランクス/アレックスも入れると4代目)にあたる。

第2問 カローラハッチバックの寸法は?

全長4375mm、全幅1790mm、全高1460mm(アンテナを含む)、ホイールベースは2640mm。ボディサイズは国内向けのカローラとしては初めて3ナンバーとなった。最小回転半径は5.1〜5.3m。

第3問 基本コンポーネントはプリウスと同じ?

新型カローラハッチバックはTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)を採用する。さらに厳密に言うと、プリウス、C-HRなどと同じくCセグメント向けの「GA-Cプラットフォーム」を使っている。

第4問 パワーユニット、トランスミッションの種類は?

エンジンは1.8Lガソリンエンジン+モーターのハイブリッドと、ターボ付き1.2Lガソリンエンジンの2種類。トランスミッションは、ハイブリッドは無段変速機、1.2LターボにはCVT(Super CVT-i)または6速MT(iMT)が組み合わされる。各パワーユニットの最高出力と最大トルクはC-HRと同じ。ちなみに駆動システムは、ハイブリッドはFFのみ、1.2LターボにはFFと4WDが用意される。

第5問 燃費はどうなの?

ハイブリッド車は34.2km/L(JC08モード)を実現。1.2Lガソリン車の日本仕様の燃費は公表されていないが、同じパワーユニットを搭載するC-HR(JC08モード:15.4〜16.4km/L)とほぼ同じ、または少し良くなるものと思われる。

第6問 トヨタの新エンジン「ダイナミックフォース」は採用されない?

日本向けモデルについては採用されない。ただし、北米市場向けモデルには、2Lダイナミックフォースエンジンと世界初となる発進用ギアを持つ新型CVT「ダイレクトシフト-CVT」、または新型の6速MTを備えたグレードも設定される。

第7問 先行して発表された北米仕様との違いは?

上述のようにエンジンを含むパワートレーンが異なる。このほかエクステリアとインテリアの基本デザインについては大きな違いはないが、ヘッドライトユニットの発光パターン、エンブレムなど細かい部分が異なる。

第8問 メーターに採用されたTFT液晶パネルのサイズは?

上位グレードには7インチカラーTFTメーターを採用。液晶パネルはメーターの中央部のみで、左側のタコメーター、右側の燃料計、水温計はアナログメーターとなる。なお、カローラハッチバックのハイブリッドは、これまでのトヨタのハイブリッドカーに採用されていたハイブリッドシステムの状態を示すパワーメーターを廃し、タコメーターを採用している。

第9問 新型カローラのエンブレムのデザインは?

上は新型カローラと初代カローラ(復刻)のエンブレム。新型のエンブレムは初代のモノを現代的にリメイクしたようなデザインを採用している。ちなみに、ハイブリッドのエンブレムはブルーの差し色が入るが、ガソリン車にはこれがない。

第10問 シートのバリエーションはいくつある?

日本仕様は、カローラハッチバック用に開発されたスポーツシート(レザー✕ウルトラスエード、またはエンボスド・ファブリック)2種類、標準シートはハイオプション(レザー✕ファブリック)、スタンダード(エンボスド・ファブリック)の合計4種類を用意する。

第11問 安全装備の内容はどうなっている?

画像: 歩行者検知機能作動時のディスプレイ表示。

歩行者検知機能作動時のディスプレイ表示。

第2世代となるトヨタセーフティセンスが全車に標準装備される。機能の内容は、プリクラッシュセーフティ(PCS)、全車速対応のレーダークルーズコントロール、レーントレーシングアシスト、ロードサインアシスト(標識読み取り)、AHB(自動ハイビーム)、先行車発進告知機能となり、PCSは自転車はもちろん、昼間/夜間の歩行者まで検知できる最新のモノを採用している。

第12問 カローラハッチバックはスポーティ? 

ズバリ、かなりスポーティ。欧州ではオーリスとして販売されることもあり、運動性能は高い。1.2Lガソリンエンジン車には新型の6速MT(iMT)を設定し、ハイブリッドにはパドルシフトも用意。さらに軽量化にも力を入れており、ボンネットフードはアルミ製、リアハッチのパネルは樹脂製となっている。

第13問 足まわりはC-HRなどとどう違う?

画像: カヤバと協力して開発されたショックアブソーバ。

カヤバと協力して開発されたショックアブソーバ。

カローラハッチバックらしい走りを実現するために、カヤバと協力して開発したショックアブソーバを採用。さらに、クラウンアスリートなどにも採用されている電子制御サスペンション(AVS)も設定される。サスペンション形式は、フロントはストラット、リアはダブルウイッシュボーンとなる。

第14問 マルチメディア&コネクテッド機能が大きく進化するってホント?

画像: 新型カローラハッチバックのナビゲーション画面。写真の 9インチほかに 7インチもある。

新型カローラハッチバックのナビゲーション画面。写真の 9インチほかに 7インチもある。

ホント。ただし、カローラハッチバックの取材時(5月29日時点)には具体的にどういった機能が備わるのか一切説明がなかった。しかし、近いうちに発表される予定。ちなみに、北米仕様では Entune 3.0 Audioを通じて、iPhoneの機能を車載ディスプレイで操作できるApple CarPlay、音声サービスの「Alexa」を利用可能とするAmazon Alexa、Wi-Fi Connect、音声操作も可能なナビゲーションアプリのScout GPS Link、様々なアプリが利用可能なEntune 3.0 App Suite Connectなどに対応すると発表されている。

第15問 セダンとワゴンの登場はまだ?

セダン(アクシオ)とワゴン(フィールダー)の登場はまだ先。日本ではしばらくは新型のカローラハッチバック、現行型のアクシオ&フィールダーが併売される。ただし、北米では新型カローラのセダンの生産が始まっている。

画像1: 第15問 セダンとワゴンの登場はまだ?

試乗記レポートは6月9日発売のホリデーオートでご覧ください。

画像2: 第15問 セダンとワゴンの登場はまだ?
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