シビックってどんなクルマ?
シビックは初代が1972年に登場。世界89カ国への輸出/196万台の累計生産・・・と、2ボックス車として世界中で大ヒットを記録した。
今回紹介する2代目は「スーパーシビック」との愛称で知られる1台。発売は1979年7月24日。
発売当初は3ドアと5ドアを用意、3ドアのスリーサイズは3760×1580×1350mmホイールベース2250mm、5ドアは3830×1580×1350mmホイールベース2320mmと、全長とホイールベースが5ドアの方が長かった。
初代シビックに比べてひとまわり大きいボディになり、国際サイズの室内空間(長さ1720mm/幅1290mm【5ドア】)を得たのが特徴。またレッド/アイボリー/イエロー/ブルー/ブラックと5色のインテリアカラーを揃えたのも面白い。
インパネのデザインは特徴的で、独自のロータリーチャンネル式AMオートラジオをメーター横にコンパクトに収納。また集中ターゲットメーターと呼ばれる独自のメーターを採用。これはスピードメーターを大型化し、タコメーターを同軸状に配置する単眼タイプのメーターで、さらに警告灯類を手前にレイアウトしていた。
登場時のエンジンは3種類。EM型1488ccは85ps/12.3kgmと80ps/12.3kgmの2種類のスペックを持ち、EJ型1335ccは68ps/10.0kgmだった。トランスミッションは4速/5速MTと、ホンダマチックを用意していた。
この2代目シビックは、日本だけでなく、アメリカでもホンダが考えていたほどは人気がでなかった。その後1983年に3代目シビック(通称ワンダーシビック)にフルモデルチェンジ。この3代目はデザインの良さやスポーツ性などでふたたび大ヒット。以降シビックは、ホンダの屋台骨を支えるモデルに成長していく。
車両価格(当時。東京)
1300 3ドア SE 4速 72万1000円
1300 5ドア SE 4速 76万4000円
1300 5ドア LX 5速 88万5000円
1500 3ドア CX 5速 95万7000円
1500 5ドア CF AT 93万2000円
※主なグレードのみ
1979年(昭和54年)には何があった?
ニュース
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ヒット曲
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