あいにくの悪天候…でも、コペンやご当地グルメなどをとおして親睦を!
ダイハツは2014年のコペン発売以降、「LOVE LOCAL by COPEN」として地域密着型のイベントを積極的に開催し、ダイハツファンを増やす活動を行っている。ユーザー参加型のコミュニティサイト「LOVE LOCALコミュニティ」を立ち上げ、カスタマイズやオフ会などの情報を掲載、さらに2016年からはコペンのみならず、全ダイハツユーザーに対象を広げ「LOVE LOCAL by DAIHATSU」として活動を行い、ダイハツ主催のイベントもいくつか開催しているのだ。
今回レポートするコペンのオーナーを対象とした「LOVE SKY PROJECT♯4 Starlight Viewing@東成瀬村by COPEN FANS」もそのひとつ。ちなみに、ダイハツ車のオーナーを対象としたイベントを含めると、これで4回目の開催となった。
今回は、1999年に「美しい星空日本一」に認定された秋田県東成瀬村での星空鑑賞をメインイベントにしたもので、当日は全国各地からコペンオーナーが愛車のコペンに乗って自走で集結。会場となったジュネス栗駒スキー場はあいにくの空模様だったが、近隣の県からはもちろん、熊本からはるばる来た!、というオーナーもいた。ちなみに当日集まった新旧コペンは合計128台だった。

ドローンを使った空撮も行われた。出来上がった写真を見ると、コペンがイベントロゴのカタチに! 入場時の駐車スペースの指定はこのための下準備だったのだ。
地域の魅力を堪能しながら、オーナー同士で和気藹々とコミュニケーション!
会場入りした参加者は、愛車を見せあいながら語らったり、飲食・物販ブースで地元の特産品を味わったりと楽しみ方はさまざま。コペン ローブからコペン セロへのドレスフォーメーションの実演も行われ、20分弱という極めて短い時間で着せ替えが完了すると、拍手と歓声が起こった。

ドレスフォーメーションのベースとなった「コペン ローブ」が、「コペン セロ」へと変貌する。

ドレスフォーメーションでは、ドアを除くほとんどの外装が取り外されていく。

ドレスフォーメーションの最後にボンネントフードを交換して完成。

ドレスフォーメーションによってコペン セロが完成。作業開始からここまで、なんとたったの20分!
オープニングセレモニー後は昼食会でオーナー同士が親交を深め、幻の短角牛と呼ばれている地元の特産の牛肉「なるせ赤べご」をはじめとした東成瀬村特産の三大食材を使ったバーベキューと秋田の名物料理「いものこ汁」が振る舞われた。現地のグルメに舌鼓を打ったあとは、4人のコペン開発者“ビッグ4”によるトークショーや特別なプレゼントが当たる抽選会などが行われた。

「なるせ赤べご」をはじめとする東成瀬村の特産品を使ったバーベキューが振舞われた。

東成瀬村特産の牛肉“赤べご”を使った昼食のバーベキュー会場は和気あいあいとした雰囲気で、オーナー同士が親交を深めていた。

コペンの開発に携わった中心人物、“ビッグ4”によるトークショーでは車名決定にまつわる秘話などが披露された。

残念ながら雨天だったため、イベントは屋内ステージで行われた。写真は仙人太鼓の演奏ステージ。

2017年の郷土民謡民舞全国大会で小学生グランプリの部で優勝した谷藤翔太君による民謡パフォーマンス。

会場の東成瀬村物産コーナーでは、牛肉“赤べご”はもちろん、野菜や“桃太郎トマト”を使ったトマトピューレなども販売された。
コペンのルーフをオープンにして星空を鑑賞するメインイベントは、天候が回復しなかったために近隣のプラネタリウムでの星空鑑賞に変更。しかし、東北地方最大級である直径23mの天井スクリーンを持つ“星空探検館スペーシア”のプラネタリウムでの大迫力の星空に、参加者は満足した様子だった。

“星空探検館スペーシア”に移動後、大型プラネタリウムで夜空を鑑賞。閉会式では参加者全員でCopenの“C”を表すハンドサインとともに記念撮影。
イベントは終始穏やかかつ自由な雰囲気に包まれ、単一車種のオーナーを対象としたミーティングにありがちな“一見さんお断り”といった雰囲気は皆無。長年のコペンファンはもちろんオーナーになったばかりの人も参加しやすいという印象を受けた。コペンの良い意味で“敷居の低さ”を感じるとともに、オーナー同士がコペンを介して良縁で結ばれる瞬間に立ち会えた、初秋の1日だった。
ちなみに次回、第5回の「LOVE LOCAL by DAIHATSU」イベントは10月に予定されているものの、残念なことにすでに申し込みは満員! 今後もこの企画は続くというから、公式HPを定期的にチェックしてみては?

このイベントに参加していたStylish MOMO さん(岐阜県)。ローブに大好きなブランド“MOMO”のホイール+エンブレムを装着してローダウン。仕上がり具合は、まるでデモカーのようである。

イベント参加者の明石さん(千葉県)。ワントーンのボディカラーとテールランプの形状に惹かれてエクスプレイを選んだ。趣味のゴルフにこのクルマで行くのが楽しみだという。

イベント会場で結成されたグループごとに記念撮影。この写真は女性オーナーの集まり。