1.6Lと2Lクリーンディーゼルを用意、3グレード構成でスタート
11月1日の電撃的な「新型プジョー508導入記念限定車」発表から2週間あまり、早くも11月19日にカタログモデルが正式にリリースされた。
プジョーのフラッグシップモデルの伝統であったトランクリッドを備えた正統派セダンから脱却し、リアゲートを備えた流麗なファストバックスタイルとなったことが注目されるが、 先進運転支援機能(ADAS)はもちろんのこと、充実した快適装備や上質な仕上がりを実現した意欲作で、ドイツプレミアムとは異なる魅力の上級サルーンとして日本市場でどのように受け入れられるか楽しみだ。
もちろん、12.3インチヘッドアップインストルメントパネル、8インチタッチスクリーン、トグルスイッチを備えた新世代i-cockpitインテリアなど、基本的な仕様は、先行して登場した最上級グレードであるGTをベースとした導入記念限定車と同様だ。
パワーユニットは400Nm仕様の2Lクリーンディーゼルターボに加えて250Nm仕様の1.6Lガソリンターボを設定、トランスミッションは全車8速ATで、前輪を駆動する。サスペンションはフロント・ストラット、リア・マルチリンクで、これに電子制御アクティブサスペンションを組み合わせ、プジョーならではのドライビングプレジャーとライドコンフォートを実現している。
ラインナップは、1.6Lガソリンターボエンジンを搭載する「アリュール」と「GTライン」、2Lクリーンディーゼルエンジンを搭載する「GT」の3グレード。ワゴンボディの508 SWは今回はまだ発表されておらず、もう少し時間がかかりそうだ。
ボディカラーは、アルティメット・レッド、パール・ホワイト、ダーク・ブルー、アルタンス・グレー、ハリケーン・グレー、ペルラ・ネラ・ブラック、セレベス・ブルーの全7色が設定されている。価格は次の通り。デリバリーは2019年春を予定しているという。