スペーシアをベースに、SUVテイストを増幅
その名が示すとおり、ベース車は軽ハイトワゴンのスペーシアだ。スズキでは「スライドドアが付いた“SUVな”軽ハイトワゴン」と呼んでいる。
写真を見てもらうとわかるように、ジムニーやハスラーなどスズキの軽SUVを彷彿とさせる丸型LEDヘッドランプや、大型の前後バンパーが特徴的だ。
ボディカラーは、2トーンルーフの5色を含む8色が設定されている。

丸目のヘッドライトはLED。ボディカラーは、アクティブイエローにガンメタリック2トーンルーフ。
インテリアでは、撥水加工されたブラックシートや全天候型の汚れに強いラゲッジスペースなどがアナウンスされている。
もちろん、ベース車のスペーシア同様に広い室内や使い勝手の高いシートアレンジなどは継承されている。

ツールボックスをイメージした助手席アッパーBOXはスペーシア譲り。

オレンジのステッチ入りシートは撥水加工が施されている。リアシートは左右独立式。
パワートレーンはターボとノンターボが搭載され、いずれもマイルドハイブリッドが組み合わされている。駆動方式は、2WD(FF)と4WDを設定。ミッションはCVTのみ。

荷室のフロアやリアシート背面は防汚仕様なので、汚れた荷物などをガンガン積んでもOK!

助手席を倒せば長尺物の積載も可能。さまざまなシチュエーションで活躍しそうだ。
比較的おとなしめのスタイルだったスペーシアが、ちょっとヤンチャな顔つきになって遊び心をプラス。ライバルは、ズバリN-VANといったところだろう。
だが、N-VANは商用車、スペーシア ギアは乗用車。居住性はスペーシア ギアが勝るが、積載性はN-VANが勝るか。
正式デビューは2018年12月中の予定なので、詳しい情報は発表され次第お届けしよう。