2019年3月25日、トヨタ自動車は新型スープラが3月初旬にオーストリアのマグナ・シュタイヤー グラーツ工場でラインオフしたと発表した。
記念すべき第1号車は、豊田章男社長の直筆サイン入り!
すでに発表されているとおり、新型スープラはBMW 新型Z4との共同開発車。製造はオーストリアのマグナ・シュタイヤー社に委託されている。
マグナ・シュタイヤー社は1950年代にカナダで創業した自動車部品大手マグナ・インターナショナルの子会社として2001年に設立された。自動車メーカーから開発・組み立てを受託しているメーカーだ。発足時の2001年にBMWグループと生産委託に関する契約を締結しており、その後、他メーカーーの受託を含め、2019年の売り上げは402億~424億ドルを見通している。
その新型スープラの量産第1号車の車両識別番号(VIN ナンバー)は「20201」(スープラのモデルイヤー「2020」と量産第一号車を示す「1」)で、エンジンカバーに豊田章男社長の直筆サインが入った特別なモデルだ。
エクステリアはマットグレーの外装色に赤いドアミラーカバー、ツヤ消しブラックのホイールを採用。インテリアは赤い本革シートで、ダッシュボードにカーボン装飾を施している。
世界最大級の名車オークションである第48回バレットジャクソン・オークション(アリゾナ州スコッツデール)に出品され、1月19日に210万ドル(約2億3000万円)で落札された。収益金は全額、アメリカ心臓協会などに寄付される予定だ。
さて、気になる新型スープラの日本デビューだが、5月中旬に正式発表されると噂されている。