2019年6月24日、BMWジャパンはスポーツ アクティビティ ビークル(SAV)の最上級ラグジュアリーモデルとして、BMW X7を発表し、販売を開始した。(タイトル写真はBMWジャパンのP.クロンシュナーブル社長)

存在感あるデザイン、4輪エアサスの上質な乗り心地、最新の運転支援機能

2019年1月〜5月の輸入車新規登録台数は14万449台で前年比−3.6%と伸び悩んでいるが、BMWブランドは1万8363台で前年比+1.6%と堅調だ。これは、新型3シリーズやZ4など、魅力的なニューモデルを発表し続けているからだろう。

そして今回、ブランニューモデルのX7とマイナーチェンジされた7シリーズが、同時に日本デビューをはたした。まずは、アンヴェールの動画をどうぞ!

画像: BMW X7&7シリーズ発表会 youtu.be

BMW X7&7シリーズ発表会

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BMWはスポーツ性を重視してSUVをSAVと呼ぶ。ただし、X2/X4/X6は、そのスタイリングからSAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)と呼ばれる。

画像: 全長は5.1mオーバー、ホイールベースも3.1mという、BMW最大のモデルだ。

全長は5.1mオーバー、ホイールベースも3.1mという、BMW最大のモデルだ。

X7のサイズは、全長5165×全幅2000×全高1835mmという、堂々たる体躯。ホイールベースは3105mmもある。全体を水平な直線で作られ、最上級モデルとしての堂々たるたたずまいを備えたデザインだ。

フロントのキドニーグリルは縦型に近い形状でSAVらしい屈強な印象を際立たせ、その横に配置されたヘッドライトは地面と水平になるようなフラットでモダンなデザインだ。

X7は3列シートが採用され、2-3-2の7人乗りと2-2-2の6人乗りが設定される。いずれの2列目/3列目とも乗員が長時間快適に過ごせるラグジュリー感あふれる空間となっており、6人乗りでは2列目は2席の独立したコンフォートシートとなり、広々とぜいたくな空間を実現している。

画像: 写真は2-2-2の6人乗り仕様。

写真は2-2-2の6人乗り仕様。

日本仕様のエンジンは、3Lの直6ディーゼルターボと4.4LのV8ガソリンツインターボの2種。ディーゼルターボは265psと620Nmを発生し、ストレスのない加速と安定したクルージングを実現している。ガソリンツインターボは530psと750Nmを発生し、0-100km/h加速は4.7秒を誇るなど、よりスポーツ性を高めたモデルとなっている。

また、高速道路での渋滞時にドライバーをサポートする「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援システム」や、35km/h以下での走行時に直近の50m軌跡を記憶し、通った道を自動で後退可能な「リバースアシスト」を含む、最新の安全運転支援システムが搭載されている。さらに、BMWとして初めてトラフィックサインアシスト(速度制限認識)機能が搭載された。

画像: 写真は本国仕様。日本仕様では、全グレードで右ハンドルとなる。

写真は本国仕様。日本仕様では、全グレードで右ハンドルとなる。

音声会話だけで車の操作や情報へのアクセスが可能となる「BMW インテリジェント・パーソナルアシスタント」や「BMW コネクテッドドライブ」も装備し、より快適でスマートなモビリティライフをサポートする。

車両価格は、X7 xDrive35dの1079万円(税8%)/1099万円(税10%)からX7 M50iの1566万円(税8%)/1595万円(税10%)。いずれもミッションは8速ATで右ハンドル仕様のみ。
なお、納車開始は2019年8月以降を予定している。

画像: テールゲートは上下2分割タイプ。どちらも電動で開閉する。

テールゲートは上下2分割タイプ。どちらも電動で開閉する。

BMW X7 xDrive35d 主要諸元

●全長×全幅×全高:5165×2000×1835mm
●ホイールベース:3105mm
●重量:2420kg
●エンジン種類:直6 DOHCディーゼルターボ
●排気量:2992cc
●最高出力:195kW(265ps)/4000rpm
●最大トルク:620Nm(63.2kgm)/2000-2500rpm
●トランスミッション:8速AT
●タイヤ:275/50R20
●車両価格:1079万円(税8%)/1099万円(税10%)

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