大型ボディに先進技術を満載
アウディ ジャパンからアウディQシリーズの新たなフラッグシップとなる「アウディQ8」が登場した。Q8は4ドアクーペを思わせるスポーティなデザインと大型SUVの機能性を融合させたモデルで、Q7よりさらにスポーティでラグジュアリーな位置付けとなる。まずは、発表会のアンヴェール動画をどうぞ!
ボディサイズは全長4995mm×全幅1995mm×全高1705mmで、クーペのようなルーフラインとフレームレスドアを採用し、車高がQ7より30 mm低く設定されているのが特徴。ダイナミックな八角形のシングルフレームグリルやクワトロブリスターフェンダー、短いリアオーバーハング、最大245mmの最低地上高(アダプティブエアサスペンション装着車)、最大22インチの大径ホイールなどにより、スタリッシュなデザインに仕上げられている。
パワーユニットは340psを発生する3L V6 TFSIターボエンジンを搭載、48V電源によるマイルドハイブリッドシステムを採用し、スムーズな走行と燃料消費の低減を実現している。駆動方式はクワトロ4WDで、トランスミッションは8速ティプトロニックATとなる。
走行性能では、ダンピングコントロールサスペンションや後輪を最大5度操舵するAWS(オールホイールステアリング)などにより、ボディサイズを感じさせないスポーティなドライビングを楽しむことができる。さらに、アダプティブエアサスペンションを選べば、走行状況にあわせて車高を+50mm から-65mm まで115mm の範囲で調節が可能となる。
インテリアにはタッチディスプレイを全面的に採用したMMIタッチレスポンスや大型バーチャルコクピットを装備し、ユーザーインターフェイスと充実したAudi connect機能を搭載。ホイールベース2995mmがもたらす室内空間はゆとりのあるもので、リアシートは前後に100mmスライド、乗車定員は5名となる。なお、605Lのラゲッジコンパートメント容量は最大1755Lまで拡大する。
運転支援技術も充実しており、最大22個のセンサーやカメラの統合制御による高度なドライバーアシスタンスシステムを搭載。アダプティブドライブアシスト(ADA)を核に、アダプティブクルーズコントロール、トラフィックジャムアシスト、アクティブレーンアシストを統合し、0〜250km/hまでの速度で加減速及び車線変更をサポートする。
また、緊急時にクルマを現在の走行レーン内に自動的に停止させるエマージェンシーアシスト機能(パッケージオプション)、パーキングの際の縁石への接触を回避するカーブストーンアシストも設定している。
アウディ ジャパンのフィリップ・ノアック社長は「アウディは、最初のSUVモデルとして2006年に導入した Q7を皮切りに、Q5、 Q3、 Q2と日本でのSUVラインアップを拡大してきましたが、このたび、 Q8をラインアップに加えることで、クーペのようにスタイリッシュで個性的なSUVを志向されるお客様に新たな選択肢を提供します」と語っている。
アウディ Q8 車両価格(税込)
Q8 55 TFSI クワトロ:992万円(8%税込)/1010万円(10%税込)
Q8 55 TFSI クワトロ デビューパッケージ S line :1102万円(8%税込)/1122万円(10%税込)
Q8 55 TFSI クワトロ デビューパッケージ luxury :1102万円(8%税込)/1122万円(10%税込)
アウディ Q8 55 TFSI クワトロ 主要諸元
●全長×全幅×全高:4995×1995×1705mm
●ホイールベース:2995mm
●重量:2140kg
●エンジン:V6DOHCターボ
●排気量:2994cc
●最高出力:250ps/5200-6400rpm
●最大トルク:500Nm/1370-4500rpm
●JC08モード燃費:10.3km/L
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:4WD
●車両価格(税込):992万円(8%税込)/1010万円(10%税込)