2019年7月9日、ダイハツ・タントはフルモデルチェンジで4代目となった。DNGAによる第一弾商品だが、まずはディテールを発表会場の写真で見ていこう。

すべての世代のユーザーニーズに応える、良品廉価な商品を目指す

2003年にデビューした初代タントは、スーパーハイト系という軽自動車の新ジャンルを切り拓き、2代目ではピラーインドアのミラクルオープンドアを採用した。4代目となる新型では運転席が最大540mmスライドして室内ウオークスルーも可能な「ミラクルウオークスルーパッケージ」を実現している。

新型タントは、ダイハツの新世代のクルマづくり「DNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」による第一弾商品だ。新開発の軽量高剛性プラットフォームや、スプリットギヤを用いたD-CVT、大幅に改良されたエンジンなどで、高い基本性能を実現している。

ラインアップは従来型同様、標準車の「タント」とカスタム系の「タント カスタム」を設定。いずれも洗練されたデザインで、誰からも好感を得られそうだ。

進化した予防安全機能「次世代スマートアシスト」には運転支援機能の「スマートアシストプラス」も加え、全15個の機能を採用している。ほぼ100%新設計のモデルにもかかわらず、従来型から価格をほぼ据え置いているのもうれしいポイントだ。

タント X 主要諸元

●全長×全幅×全高:3395×1475×1755mm
●ホイールベース:2460mm
●重量:900kg
●エンジン種類:直3 DOHC
●排気量:658cc
●最高出力:38kW(52ps)/6900rpm
●最大トルク:60Nm(6.1kgm)/3600rpm
●WLTCモード燃費:21.2km/L
●トランスミッション:CVT
●タイヤ:155/65R14
●車両価格(税込):146万3400円

タント カスタムRS 主要諸元

●全長×全幅×全高:3395×1475×1755mm
●ホイールベース:2460mm
●重量:920kg
●エンジン種類:直3 DOHCターボ
●排気量:658cc
●最高出力:47kW(64ps)/6400rpm
●最大トルク:100Nm(10.2kgm)/3600rpm
●WLTCモード燃費:20.0km/L
●トランスミッション:CVT
●タイヤ:165/55R15
●車両価格(税込):174万9600円

This article is a sponsored article by
''.