2019年7月16日、スバルはシフォン(CHIFFON)のフルモデルチェンジを発表するとともに、2019年7月25日に発売すると公表した。

タイトル写真:右が「シフォン」、左は「シフォンカスタム」

新型「シフォン」は、とくに使い勝手を大きく向上させた

軽自動車のスーパーハイトワゴン系は高い人気を長年保っている。軽自動車とは思えない室内空間の広さやスライドドアによる乗降性の良さなどを考えると、売れているのもうなずける。さらに最近のモデルは背高でも走行安定性が高く、燃費の良さをはじめとするランニングコストの低くさというメリットもある。

スバルも、ダイハツ タントのOEM供給を受けて2016年末からスーパーハイト軽ワゴン「シフォン」をラインアップしている。そして、ベースモデルのフルモデルチェンジに合わせてシフォンも全面改良することになった。発売は2019年7月25日で、車両価格は130万6800円〜190万6200円だ。

シフォンの従来モデルから採用されている助手席側の「ミラクルオープンドア」は、大きなドア開口部によって乗員の乗り降りを簡単に、そして荷物の積み下ろしも楽にするなどメリットは多い。新型ではこの利便性をさらに高めるため、シートスライド幅を大きく取ることによってウオークスルーによる移動をラクにしているのだ。

画像: 助手席側のセンターピラーを前後のドアに内蔵させることで、開口部を大きくする。

助手席側のセンターピラーを前後のドアに内蔵させることで、開口部を大きくする。

これだけ大きなドア開口部を持っていると走行安定性の低下が気になるところだが、その対策として高張力鋼板を前ドアと、さらに後スライドドアに内蔵させることでデメリットを排除。運転席側と同等のボディ剛性を確保しているという。

また、先進安全運転支援システム「スマートアシスト」を全車標準装備。従来の機能に、ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前方・後方)や、対向車を検知してロー/ハイビームを自動制御する「アダプティブドライビングビーム」などを追加することで安全性も向上させている。

このほかにも、パワースライドドアの機能性を強化する「タッチ&ゴーロック機能+タッチ式リクエストスイッチ」や「助手席イージークローザー」を採用することで日常での使い勝手を向上させている。エンジン&CVTの改良により燃費性能を向上、プラットフォームの刷新によって衝突安全性向上や軽量化、操縦安定性の確保を図っているという。

画像: スバルの新型シフォンは4WDモデルもラインアップする。

スバルの新型シフォンは4WDモデルもラインアップする。

スバル シフォン 車両価格(税込8%)

シフォン Lスマート(660cc/CVT/2WD)130万6800円
シフォン アシスト(660cc/CVT/4WD)143万1000円
シフォン Gスマート(660cc/CVT/2WD)150万1200円
シフォン アシスト(660cc/CVT/4WD)162万0000円
シフォン GSスマート(660ccターボ/CVT/2WD)165万2400円
シフォン アシスト(660ccターボ/CVT/2WD)165万2400円
シフォンカスタム Rスマート(660cc/CVT/2WD)170万6400円
シフォンカスタム アシスト(660cc/CVT/4WD)182万5000円
シフォンカスタム RSスマート(660ccターボ/CVT/2WD)178万7400円
シフォンカスタム アシスト(660ccターボ/CVT/4WD)190万6200円

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