次期型がアメリカで発表されたばかりであるが、日本では一部改良
スバル(SUBARU)の旗艦車種であるレガシィシリーズのB4とアウトバックが年次改良を受け、2019年11月8日に発売されることが発表された。
1990年代に巻き起こったステーションワゴンブームの火付け役とされるレガシィシリーズもいまや6代目。車種展開やボディサイズの大型化など、外観的には当時から変化したように見えるものの、荷室の造り込みや走行安定性、安全性能といった基本性能は変わらず高い品質を保っている。
2014年10月にデビューした現行のレガシィ B4/アウトバックは、内外装のデザイン変更をともなう2017年の大幅改良だけでなく、年次改良を経てさまざまな性能を高められてきた。そして2019年9月3日、シリーズ両モデルに一部改良が施されることが発表された。さらに、特別仕様車「B-SPORT」を加えて、2019年11月8日に発売される。
このB-SPORTは歴代のレガシィにも設定されてきたグレードで、スポーティさ高めた専用内外装を採用するお買い得なモデル。また、新たなボディカラー「クールグレーカーキ」やブラウンレザー内装を、一部グレードに設けるなど展開をあらためている。
さらに、アウトバックに採用して悪路での走破性と安定性を高めるX-MODEに、「SNOW・DIRT」と「DEEP SNOW・MUD」のふたつのモードを追加。「SNOW・DIRT」は雪道や砂利道など滑りやすい道を走行する時に使用する設定で、「DEEP SNOW・MUD」は深雪やぬかるみといったタイヤが埋まってしまうような路面で真価を発揮するという。
車両価格は313万5000円〜363万円で、パワートレーンは全グレード共通の2.5L水平対向4気筒DOHCエンジンにCVTを組み合わせ、四輪で駆動する4WDとなる。
レガシィ 車両価格(税込10%)
アウトバック B-SPORT:341万円
アウトバック Limited:363万円
アウトバック X-BREAK:346万5000円
B4 B-SPORT:313万5000円
B4 Limited:330万円