エンジンは1.0L 3気筒ターボ。プロパイロットも搭載
ジュークは、日産のコンパクトSUVだ。現行型である初代は2010年6月に発売され、今回のモデルは2代目となる。
新型ジュークは、フローティングルーフを採用してクーペライクなスタイルとなり、19インチの大径ホイールがダイナミックなエクステリアを実現している。丸型LEDヘッドランプとVモーショングリル、そしてY字型シグネチャーを組み合わせた新しいフロントデザインを採用している。サイズのアップにもかかわらず、車重は23kgも軽量化され、高張力鋼板の採用などでプラットフォームの剛性は高められている。
![画像: クーペSUV風のスタイル。サイズは従来型より拡大されている。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2019/09/04/7be6449cf494d3f34d112555a3343238ab9ecdb7_xlarge.jpg)
クーペSUV風のスタイル。サイズは従来型より拡大されている。
全長、全幅、全高とも拡大され、インテリアはリアシートのニースペースが58mm、ヘッドルームが11mm拡大された。またラゲッジスペースは約20%拡大して422Lとするなど、使い勝手は高められている。ダッシュボードやドアトリムなどにソフトな触感の素材を採用したり、シートにはアルカンターラやレザーをオプション設定し、高級感を演出している。
搭載されるエンジンは、1.0Lの直噴3気筒ターボ。ヨーロッパ仕様では、6速MTと7速DCTがグレードによって組み合わされる。
![画像: ヨーロッパ仕様のインテリア。従来型より質感は高そうだ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2019/09/04/0cd0ddf64df8d31485f29e13cdd88f63b4b8d4a8_xlarge.jpg)
ヨーロッパ仕様のインテリア。従来型より質感は高そうだ。
日産の最新運転支援システムである「プロパイロット」も搭載し、高速道路の同一車線でドライバーを支援する。さらに、歩行者や自転車を認識する「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」、道路標識を認識して車速を調整する「インテリジェント スピードアシスト」、車線逸脱防止の「インテリジェントLI」をはじめ、「後退時車両検知警報」や「後側方車両検知警報」など、このクラスとしてはトップレベルの安全技術を採用している。
快適装備では、最新の「日産 コネクト インフォテインメントシステム」も搭載し、スマホと連動してアプリを8インチのタッチスクリーンに表示が可能だ。また、「日産 コネクト サービス」アプリは、スマホを使ってクルマのドアロックを確認したり、施錠/解錠もできる。タイヤの空気圧やエンジンオイル量も確認できる。
![画像: 従来型のユニークな顔つきは継承されたようだ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2019/09/04/5318e4cd19ad1e839ff1df4e330275ccf6d07f54_xlarge.jpg)
従来型のユニークな顔つきは継承されたようだ。
ヨーロッパ仕様の新型ジュークは、イギリスのサンダーランド工場で生産し、ヨーロッパ市場では2019年11月末からデリバリーを開始する予定だ。気になる日本仕様に関しては、現在のところ日産グローバル本社からはコメントされていない。
![画像: エンジンは1.0L 3気筒ターボ。プロパイロットも搭載](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2019/09/04/d2d1cf1e79d28f3db0041423b98f9f65b4646676_xlarge.jpg)