2019年9月26日、ビー・エム・ダブリューが新型BMW 3シリーズのステーションワゴンモデル、「ツーリング」を発売した。車両価格は494万円〜1005万円で、11月以降の納車を予定している。

ディーゼルエンジンモデルや6気筒のMパフォーマンスモデルも同時ラインアップ

2019年1月にフルモデルチェンジした7世代目のBMW 3シリーズセダン。キドニーグリルの左右ふたつをつなげて縦にも拡大する近年のBMWデザインを踏襲し、複雑なラインを組み合わせたフロントマスクは精悍な印象を抱く。さらに、渋滞時のハンズオフ走行を可能にした先進運転支援システムを搭載して話題になったばかりだ。

この3シリーズセダンをベースにしたステーションワゴンモデル「3シリーズ ツーリング」が日本でも発売された。ラインナップは大きく分けて4つ。2L直4ターボ(184ps/300Nm)を搭載した320iと、同じ排気量でハイパフォーマンスなエンジン(258ps/400Nm)の330i、2L直4ディーゼル(190ps/400Nm)の320d、3L直6ターボ(387ps/500Nm)のMパフォーマンスモデルM340iとなっている。

全高を除くボディサイズはセダンと共通で全長4715×全幅1825×全高1440mm、ホイールベースは2850mm。この数値を従来モデルと比較すると全長で+70mm、全幅で+25mmといずれも拡大している。ラゲッジルームも同様に、500L-1510L(従来は495L-1500L)へと若干大きくなった。もちろんBMWワゴン伝統の開閉可能なリアハッチガラスも採用する。

画像: 新型3シリーズツーリングのラゲッジルーム。後席を倒せば1510Lに拡大。

新型3シリーズツーリングのラゲッジルーム。後席を倒せば1510Lに拡大。

このほか、リアゲートの「開閉」を足の操作で可能とするオートマチックテールゲートオペレーションを標準装備(320i SEを除く)し、さらに、走行中にラゲッジルーム床面からゴム製の滑り止めがせり出してくるアンチスリップシステム(オプション)を用意するなど、ステーションワゴンとしての使い勝手を高めてきた。

セダンモデルの登場時に話題となった「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」は、ツーリングでも標準装備(320i SEを除く)。高速道路上での渋滞時、3眼カメラとレーダー、高性能画像処理プロセッサーによりドライバーはハンドル操作から解放され、運転の負担を軽減してくれるシステム。このほかにも、レーンキーピングや自動ブレーキなど、多くの先進運転支援システムを搭載する。

標準装備される(320i SEを除く)パーキングアシスタントに付加されるリバースアシスト機能は、過去ルートを最大50m記憶し、同じルートをバックで正確に戻ることができる。この機能を活用することで、細い袋小路のような道を安全かつ正確に自動でバックし、元のルートへ復帰できる。

画像: 新型3シリーズツーリングの全長は、セダンと同じ4715mm。

新型3シリーズツーリングの全長は、セダンと同じ4715mm。

BMW 3シリーズツーリング(320iツーリング) 主要諸元

●全長×全幅×全高=4715×1825×1470mm
●ホイールベース=2850mm
●車両重量=1610kg
●エンジン=直4 DOHC ターボ
●排気量=1998cc
●最高出力=184ps/5000rpm
●最大トルク=300Nm/1350-4000rpm
●駆動方式=FR
●トランスミッション=8速AT
●車両価格(税込)=567万円

BMW 3シリーズツーリング 車両価格(税込10%)

320i SE ツーリング(受注生産):494万円
320i ツーリング:567万円
320i ツーリング M Sport:619万円
320d xDrive ツーリング:614万円
320d xDrive ツーリング M Sport:666万円
330i ツーリング M Sport:669万円
M340i xDrive ツーリング:1005万円

This article is a sponsored article by
''.