2019年11月20日。アメリカで開催される2019年ロサンゼルスオートショーで、レクサスがLC500のコンバーチブルモデルを公開した。

レクサス LC500コンバーチブルはソフトトップを採用

レクサスはこれまで、トヨタ ソアラとしても販売されていたこともある「SC430」や、4ドアセダンのISを2ドアオープンモデルとした「IS250C/IS350C」といった、オープンカーをいくつか投入してきた。しかし2013年にISがフルモデルチェンジして以降、オープンモデルは途絶えていた。

それから数年が経過した2019年に入ってから、レクサスはラグジュアリー2ドアクーペである「LC」のコンバーチブルモデルを追加することを公表。2019年1月の北米自動車ショーでコンセプトカーを発表して以降、イギリスでのグッドウッドフェスティバル(7月)や東京モーターショー2019(10月)でその姿を公開してきた。

ところが、こうしたイベントで姿を現したモデルは「常にオープン」の状態であり、そのルーフがソフトトップなのかメタルトップなのか、クローズの状態を見る機会はなかったのだ。そして2019年11月20日、レクサスはアメリカで開催されているロサンゼルスオートショーで、「LC500」のコンバーチブルモデルを出展することを発表した。また、これと同時に画像も公開され、そのルーフがソフトトップであることも確認できた。

画像: オープン化にともない床下へブレースやパフォーマンスダンパーを採用するなど、ボディ剛性の向上や乗り心地の上質化も図られている。

オープン化にともない床下へブレースやパフォーマンスダンパーを採用するなど、ボディ剛性の向上や乗り心地の上質化も図られている。

ベースとなるLC(クーペ)の流麗なシルエットや機能美を追求したデザインは、コンバーチブルモデルでも健在。ソフトトップのルーフ素材を4層構造とすることで静粛性高め、さらにシワの寄らない最適な張り具合とすることで美しいルーフラインを実現している。

さらに、ルーフ開閉のスピードと動作をコントロールすることで優雅で上質感のある動きを演出。開閉時間は開けるのに15秒、閉めるのに16秒かかることも発表された。走行時でも50km/h以下であれば開閉できる。

パワートレーンは、5L V8エンジンと10速ATが組み合わされて搭載される。リニアな加速や日常でのスムースさだけでなく、大排気量NAエンジンの官能的なエンジンサウンドを楽しむ工夫も施されている。吸気音をキャビン内に共鳴させるサウンドジェネレーターや、迫力の排気音を演出する外装バルブを採用するなど、オープンエアならではの楽しみを強調しているという。

なお、LC500のコンバーチブルモデルは日本で2020年夏頃の発売を予定しているという。

レクサス LC500コンバーチブルモデル 主要諸元

ボディサイズ:全長4760×全幅1920×全高1350mm
ホイールベース:2870mm
ルーフ開閉時間:オープン15秒/クローズ16秒

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