「ジャポーネ」とはイタリア語で日本を意味する
フィアット 500は、同じ名前の往年の名車をオマージュして、2007年からフィアットが生産しているAセグメントの小型車だ。日本では2008年から販売されており、年に何回か発売される限定車なども含めて人気が高い。
今回の限定車は、「日本とイタリアの融合」と「フィアットとお客様を結ぶ」という思いが込められているという。専用装備のステッカーは、、日本で古くからお祝いの場面や装飾として親しまれている「水引」をモチーフとしている。モデル名の「Giappone(ジャポーネ)」とは、イタリア語で日本を意味している。
白・赤・緑からなるトリコローレカラーの水引をデザインしたステッカーが、車体の前方側面(フロントフェンダーとインストルメントパネルに貼られ、デザイン上のワンポイントになっている。
ベースとなったグレードは1.2Lの直4エンジンを搭載した「500 1.2 ポップ」で、アイドリングストップ機能、スマホ対応のタッチパネルモニター式オーディオプレイヤー、キーレスエントリーなどを標準装備している。
ボディカラーと販売台数は、ボサノバ・ホワイトが120台、パソドブレ・レッドが40台、ミント・グリーンが40台の計200台。車両価格(税込)は、189万円とベース車(200万円)よりも安い価格設定となっており、しかも通常は有償色となるボディカラーも同価格となっている、お買い得なモデルだ。ベース車同様、トランスミッションは5速AMTでハンドル位置は右のみとなる。
フィアット 500 スーパーポップ・ジャポーネ 主要諸元
●全長×全幅×全高:3570×1625×1515mm
●ホイールベース:2300mm
●重量:990kg
●エンジン種類:直4 SOHC
●排気量:1240cc
●最高出力:51kW<69ps>/5500rpm
●最大トルク:102Nm<10.4kgm>/3000rpm
●トランスミッション:5速AMT
●駆動方式:横置きFF
●タイヤサイズ:155/55R15
●税込価格:189万円