2020年2月20日、ホンダは10代目にフルモデルチェンジした新型アコードを2月21日から発売すると発表した。車両価格(税込)は465万円。
パワートレーンはe:HEVのみのモノグレード
今回発表された新型アコードは、すでに内外装やスペックなどの詳細は公開されており、当サイトでも紹介している。
もう一度アウトラインを簡単に紹介しておこう。10代目となる新型アコードは2017年10月に米国で発売され、2018年1月には北米カー・オブ・ザ・イヤーも受賞している。
エクステリアは4ドアセダンながら6ライトのクーペ風スタイルを採用し、フロントマスクはクロームバーとLEDライトが特徴的。サイズ的には、ホイールベースを55mm延長しながら全長は45mm短く、全幅は10mm広く、全高は15mm低い、ダイナミックなプロポーションだ。
コンサートホールをイメージしたというインテリアは、ゼルコバウッド(けやき)調パネルやプラチナクロームメッキ仕上げのダイヤルやドアハンドルなどを採用した質感の高いもの。本革シートの室内は広く、トランクもハイブリッド セダンではトップの573L(VDA)を誇る。
パワートレーンは、2L 直4のガソリンエンジンと2モーターを組み合わせたハイブリッドシステム「e:HEV」で、ミッションは電気式無段変速機で前輪を駆動する。
新世代プラットフォームの採用で、従来型より50kg軽量化したがボディ剛性は高い。安全運転支援システム「ホンダセンシング」も、後方誤発進抑制機能とオートハイビームを新たに追加して標準装備する。
グレードは「EX」のみで、車両価格(税込)は465万円。月間販売計画台数は300台とされている。(写真:小平 寛)