1960〜1970年代のヒストリックカー向け、ホワイトリボンタイヤ
ヨコハマタイヤやアドバンなどのタイヤブランドを展開する横浜ゴムは、ヒストリックカーやオフロードカー向けとなる、クルマファンのためのタイヤ開発を進めている。過去に販売されていた製品の復刻版「アドバン HF タイプD」や、デザイン性に富んだオフロードタイヤ「ジオランダー X-AT」などが中期経営計画「ホビータイヤ戦略」の一環として近年発売されている。
そして2020年2月20日、横浜ゴムは新たなホビータイヤとしてホワイトリボンタイヤの「ラジアル360スチール」を発表。
P215／65R16 96S
P205／75R15 97S
P215／75R15 100S
P225／70R15 100S
の4サイズを用意して2020年3月5日に日本で発売する。
これはすでに海外市場で展開されているもので、クラシックなトレッドパターンデザインとサイドデザイン、さらにホワイトリボンが特長となる。レトロ感溢れる外観により、シボレーのコルベットやシェベル、ポンティアックのファイヤーバードに代表される1960年～1970年代のアメリカ車をはじめとするクラシックカーに馴染む。その一方で最新スズキ ジムニーにも装着可能で、クラシックカー風のカスタマイズにもマッチするという。
2020年3月5日に発売されるホワイトリボンタイヤ「ラジアル360スチール」。
また、1967年にヨコハマ初の乗用車向けラジアルタイヤとして発売された「G.T.スペシャル」の復刻モデル、「G.T.スペシャルクラシック Y350」に3サイズ
155／80R15 83H
145／80R13 75S
165／80R13 83H
を追加することも発表した。これは2019年に新発売されたタイヤで、今回の追加で全7サイズにラインアップを拡大する。
オースチン・ヒーレー スプライトやトライアンフ ヘラルドなどのイギリス車、またトヨタ カリーナや三菱 コルトギャランGTO、いすゞ べレットなどの国産車、いずれも1960年～1970年代のクルマに装着できるサイズだという。当時のトレッドデザインやロゴ、クラシックカーらしい乗り味を再現し、また安全性を損なわない仕様になっているという。発売は2020年3月5日。
2020年3月5日に発売されるクラシックカー向けラジアルタイヤ「G.T.スペシャルクラシック Y350」。
