一部モデルの希望小売価格も改訂
Cクラスは、Dセグメントに属するメルセデス・ベンツの中核車種だ。現行型は4代目にあたり、日本では2014年にセダンが発表されてから、ステーションワゴン/クーペ/カブリオレが順次導入されて豊富なラインアップを誇っている。
今回、上記の車種に標準装備されるようになったメルセデス・ベンツ先進の安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」は、高度化されたステレオマルチパーパスカメラとレーダーセンサーによって周囲の交通状況をより的確に把握することができるようになり、機能が大きく強化されている。
主な機能としては、
●アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック (自動再発進機能付き)
●アクティブステアリングアシスト
●渋滞時緊急ブレーキ機能
●アクティブレーンチェンジングアシスト
●アクティブエマージェンシーストップアシスト
●アクティブブレーキアシスト(歩行者/飛び出し検知機能付き)
●緊急回避補助システム
●トラフィックサインアシスト
●アクティブレーンキーピングアシスト
●アクティブブラインドスポットアシスト(降車時警告機能付き)
●PRE-SAFE プラス(被害軽減ブレーキ付き後方衝突警告システム)
●PRE-SAFE サウンド
がある。
さらにドライバーを支援する、その他のシステムとしては
●ドライブアウェイアシスト
●マルチビーム LED(ウルトラハイビーム付き)
主な車種の車両価格(税込)は、以下のとおり。なお、後述する価格改定に伴い、掲載している価格は2020年4月1日以降に適用される。
<セダン>
C180 アバンギャルド:530万円〜C220d ローレウスエディション:639万円
<ステーションワゴン>
C180 アバンギャルド:557万円〜C220d ローレウスエディション:668万円
<クーペ>
C180 スポーツ:613万円
<カブリオレ>
C180 スポーツ:667万円
また、Webサイトから購入予約ができるプレオーダーメルセデスから今回の対象車を申し込むと、レーダーセーフティパッケージ相当額(税込20万9000円)をサポートしてくれるキャンペーンも実施される。
なお、メルセデス・ベンツ日本では、新技術の開発および採用による製品コストの上昇に対応し、一部モデルのメーカー希望小売価格を見直して価格改定を行い、2020年4月1日より適用すると発表した。改定幅は、平均で約1%の上昇となる。
主な車種の車両価格(税込)は、以下のとおり。
A180:337万円(現行比+3万円)
B200d:426万円(同+4万円)
CLA250 4MATIC:539万円(同+5万円)
GLC220d 4MATIC:700万円(同+10万円)
GLE400d 4MATIC スポーツ:1126万円(同+17万円)
SLC200 スポーツ:727万円(同+7万円)
SL 400:1342万円(同+13万円)
メルセデスAMG GT 63S 4MATIC+:2433万円(同+36万円)