走りをライバルからホメられました
さて、前日のDAY1は自分なりに上手に走れたので、気持ちよく朝を迎えたDAY2。お天気も今回はほぼオール晴れ!だったので(レッキの日は一部分だけチラリと雨が降りましたけどね)、最高の気分。昨日後半の感触もまだ身体に残っているので、2日目は朝イチのSSからそれなりに走ることができました。
すると、結果も前日同様、同じJN2の中でもビリじゃなかったSSが2本、ビリでも僅差だったSSが3本もあったんです。
しかも、この日は他のクルマが調子悪かったわけではなくて「圭さん、あんな下りよく踏めますねぇ」と、同じクラスの人から声を掛けられるなんて場面もあったんですよ~!

魔物が棲むといわれる「北海道ラリー」。昼も夜も砂埃に悩まされました。
セレモニアルフィニッシュで祝福を受ける
すっかり気をよくした私。最後の札内SSはまた砂埃で前が見えなかったけれど(昼間なだけマシでした)、無事フィニッシュを迎えることができました。
1こうなると悔やまれるのは、DAY1の前半からこの走りができていたら…ということ。そうしたら、もっともっと満足のいく結果が残せていただろうなぁ~と思うと、やっぱり悔しくなっちゃうんですよねぇ。
でもね、全日本ラリー選手権の中でも、ここだけは違うと言われるラリー北海道。魔物が棲むと言われるラリー北海道、無事にしかも無傷で完走できて、本当に本当によかったです!
そうそう、セレモニアルフィニッシュで「今回は絶対に完走すると言っていた竹岡圭選手、有言実行ですね!」とアナウンスされた時は、本当に嬉しかったですねぇ。アジアパシフィックラリー選手権組も入れると全66台中、完走したのは48台。なかなかハードなラリーでした。<続く>(文:竹岡 圭/写真:原田 淳)

ラリーコースのいたるところでファンの声援を頂きました。
