2020年4月22日、ロータスカーズの日本正規輸入総代理店のエルシーアイは、エヴォーラに「GT410」を設定して受注を開始した。また、エキシージ スポーツの一部仕様変更も合わせて発表された。

快適性も考慮されたエヴォーラ「GT410」

画像: エヴォーラはミッドシップながらプラス2のリアシートも備えた4人乗りだ。

エヴォーラはミッドシップながらプラス2のリアシートも備えた4人乗りだ。

エヴォーラは、ロータスのミッドシップ 2+2 スポーツカーだ。エリーゼやエキシージよりは上級モデルにあたり、2009年から販売されている。トヨタから供給されている3.5LのV6 DOHCをロータスが独自にチューンし、スーパーチャージャーも装着している。

現在、すでに販売されているエヴォーラ GT410スポーツは、エヴォーラのシャシ性能をスポーツ方向に特化しており、走行性能は非常に高い評価を得ていた。今回発売するエヴォーラ GT410は、そのシャシ性能をより高いレベルで維持しながら快適性も考えられたモデルとなっている。

GFRP製のフロントアクセスパネル&ルーフ、GFRP/ガラス製テールゲート、ミシュラン パイロットスポーツ 4S タイヤ & ツーリングサスペンション、スパルコ製リクライニング対応スポーツシート、ケンウッド製ナビゲーション/光ビーコン対応ETC2.0などを標準装備し、走行性能とコンフォート性を高レベルで両立している。GT410スポーツとの外観の大きな違いは、GT410スポーツではカーボン製だったテールゲートが、GFRP/ガラス製になったこと。

GT410の発売に伴い、GT410スポーツもGFRP製ルーフ(従来型はカーボンルーフ)、スパルコ製リクライニング対応スポーツシート(従来型はカーボンスポーツシート)、ケンウッド製ナビゲーション/光ビーコン対応ETC2.0(従来型はクラリオン製がオプション)、防音仕様とマッドフラップ(従来型はオプション)、12Vウエットバッテリー(従来型はリチウムイオンバッテリー)を標準装備とした。

画像: スパルコ製のリクライニング対応スポーツシートを標準装備。

スパルコ製のリクライニング対応スポーツシートを標準装備。

さらに、ブレーキキャリパーにブラックとレッドの無償選択を追加(従来型はイエローのみ)、インテリアカラーパックにメタリックブラックなど8色をオプション追加、エクステリアカラーに新色を14色追加し旧6色を削除、人気のオプションをまとめたツーリング/スポーツパックの追加など、ユーザーの幅広いニーズに対応できるよう変更された。

このエクステリアカラー変更とツーリング/スポーツパックの追加は、エリーゼ スポーツ220/エキシージ スポーツ350/同410の全モデルにも採用され、また標準装備やオプションは一部変更になっている。

さらに、エキシージ スポーツ410は車両価格(税込)を66万円下げた1385万円に改訂され、エキシージ スポーツ350は6速ATの設定が削除された。これにより、ロータスの全ラインアップでAT仕様が選択できるのは、エヴォーラ GT410とGT410スポーツのみとなっている。

エヴォーラの車両価格(税込)は、GT410が1397万円、GT410スポーツが1496万円。パドル付き6速AT仕様は、いずれも40万7000円高となる。オプションなどの詳細に関しては、エルシーアイのWebサイトで確認されたい。

画像: GT410スポーツではカーボン製だったテールゲートはGFRP/ガラス製になる。

GT410スポーツではカーボン製だったテールゲートはGFRP/ガラス製になる。

ロータス エヴォーラ GT410 主要諸元

●全長×全幅×全高:4390×1850×1240mm
●ホイールベース:2575mm
●重量:1375kg(GT410スポーツは1361kg、ATはいずれも+7kg)
●エンジン種類:60度V6 DOHCスーパーチャージャー
●排気量:3456cc
●最高出力:306kW<416ps>/7000rpm
●最大トルク:420Nm<42.8kgm>/3500rpm
●駆動方式:横置きミッドシップRWD
●トランスミッション:6速MT/6速AT
●タイヤサイズ:前235/35ZR19、後285/30ZR20

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