2020年10月29日、光岡自動車(ミツオカ)が新型SUV「バディ(Buddy)」のエクステリアデザインを公開した。正式発表は同年11月を予定している。

1970年代のアメリカンSUVをオマージュ

トヨタ カローラや日産 マーチなど国産ブランドの車両をベースに、内外装をリファインして販売している国内自動車メーカーのひとつ、光岡自動車。ガリューやリューギ、Himikoなど数多くのモデルを投入しており、いずれも1940年代前後に販売されていたヨーロピアンテイストのエクステリアデザインをまとう。メッキ調パーツで装飾された丸型のヘッドライト、格子のようなデザインを組み込んだ縦に大きなフロントグリルなど、現代のクルマをクラシックな風貌にまとめられている。

ところが、2018年11月に発売されたミツオカ ロックスターからその潮流に変化が現れてきた。このモデルは、マツダの現行ロードスターをベースにシボレーの3代目コルベットを想起させるエッジの効いたデザインを採用しているのだ。つまり1970年代のアメリカンテイストで、個性的なキャラクターであることと生産台数が200台と少なかったこともあり、あっという間に完売となった。

そして2020年10月29日、ミツオカがニューモデル「バディ(Buddy)」のエクステリアデザインを公開した。かねてより新型の存在を告知されてきたが、デザインの発表は初となる。また、ミツオカにとってSUVの発売も初である。

画像: ミツオカ初のSUVとなるバディ。ボディデザインはもちろんだが、ホワイトレターのオフロードタイヤもよく似合うアメリカンテイスト。

ミツオカ初のSUVとなるバディ。ボディデザインはもちろんだが、ホワイトレターのオフロードタイヤもよく似合うアメリカンテイスト。

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