2020年10月29日、光岡自動車(ミツオカ)が新型SUV「バディ(Buddy)」のエクステリアデザインを公開した。正式発表は同年11月を予定している。
ドアパネルやルーフラインを見るとわかるとおりトヨタ RAV4をベースとして、ボンネットフードからフェンダー、バンパーまでフロントマスクは再デザインされている。グリルからヘッドライトまでメッキ調のひとつのモジュールにまとめられ、逆スラントノーズや縦二段のヘッドライトなど、懐かしい1970年代のアメリカンオフローダーの雰囲気を感じられる。テールエンドにおいても、テールランプやリアゲートバンパーなどからベースモデルは判別できないほどだ。
グレード展開は5つあり、2L直4エンジン搭載モデル(FF/4WD)と2.5L直4+モーターのハイブリッドモデル(FF/電気式4WD)に大きく分けられる。ボディサイズは全長4730×全幅1860×全高1685mmと、トヨタ RAV4(同4600×1855×1685mm)より全長で130mm長い以外はほぼ同じサイズ感である。
正式発表は2020年11月26日を予定しており、そこで車両価格を含む詳細も公開されるという。
ちなみにモデル名のバディとはスキューバダイビングや刑事ドラマなどでもよく聞かれる言葉で、二人一組の相棒を意味する。「ひとの物語に寄り添い、そばにてくれる相棒であってほしい」という思いが込められているという。