最新のアウディデザインに彩られたエクステリア
ここ数年、SUVのバリエーションとして「クーペ」の人気が高まっている。その先鞭をつけたのは2008年に登場したBMW X6だが、その後、X4、さらにメルセデスベンツGL系のクーペシリーズなど、続々とクーペSUVが発表されている。そして鈍重なスタンダードSUVに対して、スタイリッシュでスポーティなバリエーションとして今や必須のアイテムとなっている。
そんな中、アウディは18年にQ7のクーペバリエーションのQ8を投入。そして19年7月にはQ3のスポーツバックを発表、さらに20年9月26日にはQ5のスポーツバックが追加発表された。
今回、デジタルワールドプレミアにおいてスポットライトで照らしだされたブルーメタリックのQ5スポーツバックは、クーペ風ルーフを持ったサイドビューがスポーティで軽快な印象を放っていた。
フロント部分もデジタルデザインのLEDデイタイムドライビングライト、さらに大きくなったハニカム構造のシングルフレームグリル、左右に大きく開いた多角形ダミーグリルなど、最新のアウディデザインアイコンが光る。
幅(1893mm)と高さ(1662mm)はスタンダードのSUVボディと変わらないが、全長4689mmと7mmほど長いにもかかわらずサイドビューが引き締まって見えるのは、21インチタイヤ&ホイールとそれをカバーするために大きく開いたホイールアーチ、そして黒いサイドシルカバーがアクセントになっているからだ。
一方、ルーフが低く落とし込まれたリアエンドは、控えめなスポイラーとクロームフレームのリアスカートフィニッシャーがアクセントになっている。またリアコンビネーションライトはオプションでOLEDも選択可能である。