2020年12月1日、FCAジャパンはジープの本格SUVであるラングラー(Jeep Wrangler)の装備を一部改良するとともに、車両価格を513万円から628万円に変更した。

※タイトル写真はいずれもジープラングラー アンリミテッド サハラ。

すべてのグレードを改良。安全装備や快適装備を追加した

ラングラーは、SUVブランドであるジープのなかでももっともオフローダー色の強い本格クロカンモデルである。現行型は2018年10月にフルモデルチェンジした4代目で、2ドアボディをはじめ4ドアボディのアンリミテッドをラインアップ。また、2L直4ターボ(272ps/400Nm)と3.6L V6(284ps/347Nm)という特性の異なるパワートレーンを用意する。

このジープ ラングラーに一部改良が施されて発売された。変更内容は主に装備関連で、すべてのグレードで新たな標準装備を採用している。

標準グレードとなるスポーツ(2ドア/4ドアモデル)には、LEDのヘッドライトやフロントフォグランプ、テールランプを追加。また走行中のリア側面から近づいてくる車両を検知する「ブラインドスポットモニター」、前向き駐車の状態から後退で出庫する時に死角をモニターしてくれるセンサー「リアクロスパスディテクション」などを新たに採用する。

4ドアの上級モデルにあたるアンリミテッド サハラ(2L直4ターボ/3.6L V6エンジン)には、夜間の走行安全性を高めるオートハイビームヘッドライトを標準装備。周囲の光や対向車のライトの状態に応じて明るさを調整するシステムである。

4ドアボディと3.6L V6エンジンを組み合わせ、悪路走破性能を高めるシステムを組み込んだアンリミテッド ルビコンには、さらなるパフォーマンスを発揮するための「Off Road+ボタン」を設定。スロットルやトランスミッションのシフト変更タイミング、トラクションコントロールを調整して、泥濘地での低速ロック走行や砂地での高速走行などでの性能強化を図る機能だ。サハラと同様、オートハイビームヘッドライトも標準装備化されている。

画像: ジープ ラングラーの中でも最強のオフローダーの異名を持つルビコンは、3.6L V6エンジンと8速ATを組み合わせ、4:1のローレンジ4WDを備える。写真のボディカラーはスティンググレー C/C。

ジープ ラングラーの中でも最強のオフローダーの異名を持つルビコンは、3.6L V6エンジンと8速ATを組み合わせ、4:1のローレンジ4WDを備える。写真のボディカラーはスティンググレー C/C。

This article is a sponsored article by
''.