2020年12月6日(日本時間7日)、F1第16戦サヒールGPがバーレーン・インターナショナル・サーキット(サヒール・サーキット)で開催され、レーシングポイント・メルセデスのセルジオ・ペレスが初優勝。2位には初表彰台となるルノーのエステバン・オコン、3位にはレーシングポイントのランス・ストロールが入る大波乱の結果となった。期待のマックス・フェルスタッペンはリタイア。ホンダ勢はアレキサンダー・アルボンの6位が最上位だった。

レッドブル・ホンダは蚊帳の外、フェルスタッペンはアクシデントに沈む

波乱満載の興奮のレース展開とは対照的に、レッドブル・ホンダは表彰台争いにすら加われずに寂しくレースを終えた。

予選3位からの逆転を狙ってスタートしたマックス・フェルスタッペンは、スタートの先行争いの渦中でペレスとシャルル・ルクレール(フェラーリ)の接触を避けるかたちでコースアウト、いきなりのリタイアとなってしまう。

不本意なグリッドからのスタートとなったチームメイトのアレキサンダー・アルボンも、レース中盤にペレスと競る場面があったのにもかかわらず、浮上することができず6位でフィニッシュ。

フリー走行では好調だったトロロッソ・ホンダもダニール・クビアトの7位が最上位と、こちらも悔しい結果に終わっている。

2020年F1グランプリも、12月11日から13日、アブダビ・ヤスマリーナ・サーキットで行われる第17戦アブダビGPが最終戦となる。

画像: 予選3番手から好スタートを見せたが、それがかえって裏目に。スタートの混乱に巻き込まれる形でリタイアとなったマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

予選3番手から好スタートを見せたが、それがかえって裏目に。スタートの混乱に巻き込まれる形でリタイアとなったマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

2020年F1第16戦サヒールGP 決勝 結果

優勝 11 S.ペレス (レーシングポイント・メルセデス)87周
2位 31 E.オコン(ルノー) +10.518s
3位 18 L.ストロール (レーシングポイント・メルセデス) +11.869s
4位 55 C.サインツ(マクラーレン・ルノー)+12.580s
5位 3 D.リカルド(ルノー)+13.330s
6位23 A.アルボン (レッドブル・ホンダ) +13.842s
7位 26 D.クビアト(アルファタウリ・ホンダ) +14.534s
8位 77 V.ボッタス(メルセデスAMG)+15.389s
9位 63 G.ラッセル(メルセデスAMG)+18.556s
10位 4 L.ノリス(マクラーレン・ルノー)+19.541s
11位 10 P.ガスリー (アルファタウリ・ホンダ) +20.527s
リタイア 33 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

2020年F1ドライバーズランキング(第16戦終了時)

1位 L.ハミルトン(メルセデスAMG)332
2位 V.ボッタス(メルセデスAMG)205
3位 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)189
4位 S.ペレス (レーシングポイント・メルセデス)125
5位 D.リカルド(ルノー)112
6位 C.ルクレール(フェラーリ)98
7位 C.サインツ(マクラーレン・ルノー)97
8位 A.アルボン (レッドブル・ホンダ)93
9位 L.ノリス(マクラーレン・ルノー)87
10位 L.ストロール (レーシングポイント・メルセデス)74
11位 P.ガスリー (アルファタウリ・ホンダ)71

2020年F1コンストラクターズランキング(第16戦終了時)

1位 メルセデスAMG 540
2位 レッドブル・ホンダ 282
3位 レーシングポイント・メルセデス194
4位 マクラーレン・ルノー 184
5位 ルノー 172
6位 フェラーリ 131
7位 アルファタウリ・ホンダ 103

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