マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
「先週末のサヒールGPは、マシンも速く、チームのためにいい結果を残せると思っていただけに、フラストレーションの溜まるレースになりました。スタート直後に3回ほどコンタクトを避けようとしたシーンがあったのですが、みんなの走りがアグレッシブで、接触は避けようがありませんでした。僕はシャルル(ルクレール)をドライバーとしてリスペクトしていますし、レースではこういうことはしばしば起こってしまうものですが、結果的にはあの接触でレースが終わってしまいました。今回のレースで彼がグリッドペナルティを受けることになりますが、それによってサヒールGPの結果が変わるわけではないので、あまり意味がないと思います。ただ、結果は結果なので、目の前にあるレースに集中していこうと思います。アブダビのレイアウトは好きなので楽しみにしています。前回のサヒールGPのレイアウトはコーナーがほとんどなかったので、今回のように21もコーナーがある普通のサーキットに戻って来られたことをうれしく思っています。昨年はここでは2位を獲得していますし、僕には失うものはありません。全力を尽くすのみです」
「変則スケジュールにより、今年は本当に忙しくてハードな1年になりましたが、レース準備のためにドライバーよりもっと早く入らないといけないチームのメンバーはもっとたいへんだったと思います。ピットストップのタイムからも分かるようにチームはいつの時でも全力ですし、僕も負けずに全力を尽くします」
アレクサンダー・アルボン(レッドブル)
「サヒールGPの結果はまずまずでしたが、僕らがレースをするには難しいサーキットレイアウトでした。コーナーではよかったのですが、ストレートでは遅いセッティングで、レースで速さを見せるのは難しかったです。個人的には今週のアブダビは好きなサーキットです。F3やF2でのレースに加え、昨年はF1でもドライブしていますし、今年はその経験を活かすことができます。先週とは異なるトラックでシミュレーターでも十分にドライブしてきたので、準備はできています。歴史的にチームはまずまずの結果を残しているサーキットですが、メルセデスは毎年ここでは速いので、レースでどうなるか見てみたいと思います。最後のレースだからといって手を抜くことはないですし、いい終幕を迎えたいと思っています。いつものように全力を尽くしていきます」