2008年、7年ぶりのフルモデルチェンジでジープ チェロキーが3代目へと進化した。コマンダーやパトリオットの登場もあって、3代目チェロキーは伝統的なスクエアフォルムに原点回帰。新開発の電子制御4WDシステムを採用したのも大きな話題となった。Motor Magazine誌ではさっそくオフロードとオンロードで3代目チェロキーを試している。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2008年8月号より)

その後の一般道での試乗では、オフロードコースで見せた大きいストロークからは意外なほど、足まわりはしっかりとしており、接地感ある走りを見せてくれた。

また、前後に備えられたスタビライザーが、コーナリング時のボディの傾きをしっかり支え、ロールも抑えられていた。先代と比較して45mm伸びたホイールベース、前35mm/後45mm広がったトレッドとも相まって、安心感を持って走ることができた。

走り終えて、あらためて見た新型は、ひと目でジープとわかる、伝統のセブンスリットフロントグリルや台形のフェンダー、丸型ヘッドランプを持っている。全体のシルエットは、先代の丸みを持った形から、初代に近いスクエア形状となった。こちらの方がよりジープらしいと思う。

インテリアは、インストルメントパネルだけでなく、標準装備となるレザーシートにいたるまでツートーンでまとめられている。そして、リアシートはレッグスペースが38mm広がったこともあり楽に座ることができる。

カーゴスペースは容量を増しただけでなく、汚れた物などを積むときにも重宝する、深さ10cmの防水収納ボックスもカーペット下に備えた。また、先代までリアドアに備えていたスペアタイヤを、ボディ下部に移動させたこともあり、リアドアは跳ね上げて開く形に変更されている。さらに、ガラスハッチのみを開くことも可能で、使い勝手も向上している。

オプションではあるが、スカイスライダー フルオープンキャンバスルーフも注目だ。スカイスライダーが面白いのは前にも後ろにも全開にできるところ。走行中も開閉可能というから、いつでも気分を変えられる。

新型チェロキーは、ハードなオフロードをものともしない力強さと、オンロードも快適に走ることのできる、頼れるクルマだった。(文:川西祐介/Motor Magazine 2008年8月号より)

ヒットの法則

ジープ チェロキーリミテッド 主要諸元

●全長×全幅×全高:4500×1830×1785mm
●ホイールベース:2695mm
●車両重量:1930kg
●エンジン:V6SOHC
●排気量:3700cc
●最高出力:205ps/5200rpm
●最大トルク:314Nm/4000rpm
●駆動方式:4WD
●トランスミッション:4速AT
●車両価格:444万1500円(2008年)

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