XT4の登場でキャデラックのSUVラインアップが完成
フラッグシップのエスカレード、アッパーミドルクラスのXT6、ミドルクラスのXT5に加え、キャデラックのSUVファミリー初となるコンパクトクラスのXT4が日本デビューを飾った。グレードはプレミアム、スポーツ、プラチナムの3種類。これにより、キャデラックのSUVラインナップが完成したことになる。
若手デザイナーが手がけたシャープで彫りの深いボディラインがスポーティさを醸し出すXT4。フロントライトにロービームとハイビーム、デイタイムランニングライト用の先進のLED式ライトブレードを装備し、リアのLEDテールランプとともに、そのキャデラック独自のL字型の造形により、ワイドなボディ感をアピールしている。
![画像: キャデラック XT4のボディサイズは全長4605mm/全幅1875mm/全高1625mm。初のコンパクトSUVとはいえ、全幅は1.9m近い。ただ、全長はそこまで長くないので取り回しやすさは良さそうだ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2021/01/15/ea738c8adccf1102d9b4d9931ae26ebb8afb03eb_xlarge.jpg)
キャデラック XT4のボディサイズは全長4605mm/全幅1875mm/全高1625mm。初のコンパクトSUVとはいえ、全幅は1.9m近い。ただ、全長はそこまで長くないので取り回しやすさは良さそうだ。
インテリアデザインは、エクステリアと同様にスポーティさを演出。そして、キャデラックブランドならではの高級感も併せ持つ。上質な素材を組み合わせた内装や、各シートでの温度を最適化するデュアルゾーン空調システムをはじめ、乗員すべてに最適なオーディオサウンドを届けるボーズ サウンド サラウンドシステム(13スピーカー)、音源の制御とアクティブノイズキャンセレーション技術による静粛性など、キャデラックらしい音へのこだわりを感じる装備となっている。
タッチスクリーンやロータリーコントローラー、スクロール、ハードボタンを組み合わせ、スマートフォンライクな操作ができるキャデラック・ユーザー・エクスペリエンスも便利だ。ユーティリティの高さも特長。クラストップクラスのリアシートのレッグスペースと最大637L(通常637L)のカーゴ容量は、大きなセールスポイントと言えるだろう。
![画像: キャデラック XT4のインテリアは、スポーティさと上質さを併せ持つ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2021/01/15/77eeb4f370249549ecefdeca02bead229cbcbacc_xlarge.jpg)
キャデラック XT4のインテリアは、スポーティさと上質さを併せ持つ。