2021年1月28日、ルノー・ジャポンは改良されたメガーヌ ルノー・スポール(以下R.S.)とメガーヌR.S.トロフィーを3月4日から発売すると発表した。
R.S.も300ps/420Nmの高出力エンジンを新たに搭載
ルノー メガーヌ R.S.は、ルノーのモータースポーツ部門であるルノー・スポールが開発を手がけたハイパフォーマンスモデルだ。現行モデルは、2018年に発表された3代目にあたる。
今回の改良でメガーヌR.S.は、そのハイパフォーマンスグレードである「メガーヌR.S.トロフィー」と同じ高出力エンジン(1.8L 直4ターボ・最高出力300ps/最大トルク420Nm)を新たに搭載した。また、アクティブバルブにより排気音の音響特性を変化させるスポーツエキゾースト、滑りにくく耐久性に優れたナッパレザー/アルカンターラ ステアリングといった走りの質を高める装備も充実させた。
また、コーナリングスピードの向上を目的にロールを抑えたシャシ、トルセンLSD、前輪アルミ製ハブ/鋳鉄製スリット入りブレーキディスクなど、クローズドコースでのスポーツドライビング性能を高めたモデルがメガーヌ R.S.トロフィー。これまでは6速DCT(EDC)モデルのみに搭載されていたローンチコントロールを、新たに6速MT仕様車にも搭載した。
メガーヌR.S.は四輪操舵システム、4コントロールによる運動性能の高さが魅力であるが、この設定を含むドライブモードを、これまで以上に細かくカスタマイズできる「ルノー マルチセンス」を両モデルに新たに追加された。さらに、アダプティブクルーズコントロール(EDCモデルはストップ&ゴー機能付き)、アクティブ エマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)歩行者検知機能付きなど、先進の運転支援システムが新たに装備された。