2021年2月18日、日産自動車(以下、日産)はクロスオーバーSUV「キャシュカイ(QASHQAI)」の新型を2021年夏から欧州市場に投入すると発表した。

ターボエンジンによるe-POWERも追加投入予定

画像: リアに流れるようにデザインされたフローティングルーフも特徴的だ。

リアに流れるようにデザインされたフローティングルーフも特徴的だ。

新型キャシュカイは、欧州市場で初めてアライアンス CMF-C プラットフォームを採用した。車体の骨格部分に軽量素材を多く採用し、樹脂バックドアの採用などで、現行型よりも60kgの軽量化を実現しながら、車体剛性を41%向上させている。

欧州仕様に搭載されるパワートレーンは、新開発の12Vマイルドハイブリッドを組み合わせた1.3Lの直噴ガソリンターボエンジンで、140ps/240Nm(編集部換算値、以下同じ)仕様が2WD(FF)+6速MT、158ps/260Nm仕様が2WD+6速MT、158ps/270Nm仕様が2WD&4WD+CVTのラインアップとなる。

また、190psと330Nmを発生する1.5Lの可変圧縮比エンジン「VCターボ」を発電専用エンジンとして搭載したe-POWERも欧州に初めて追加投入される予定だ。こちらの駆動方式は2WDのみとなる。

安全運転支援機能では、ナビリンク機能付きのプロパイロットが搭載されている。前述のインフォテインメントシステムなど、安全&快適装備はクラストップレベルの充実ぶりだ。

なお、日本市場では新型エクストレイルの発表が控えていることもあり、新型キャシュカイに関しては当面は導入の予定はなさそうだ。

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