コンパクトで軽量な初代ロードスターは、ライトウエイトスポーツカーのお手本のようなクルマだ。本来直列4気筒を収めるこのボディに、3L V6エンジンを搭載するとどうなるのか? これを実現したモンスターロードスターを紹介しよう。

出力&トルクの特性は純正エンジンと同等。ドライビングに違和感なし

当然といえば当然だが、130psを発生する1.8L BP-ZE型エンジンと比べると最高出力は100ps以上、最大トルクも15kgmは上まわっているのでフィーリングは別モノ。しかも車両重量もノーマルと大差なく、さらにエンジンがバルクヘッド寄りに搭載されているので、ロードスターの持ち味である軽快感を失っていなかった。エンジンの出力&トルク特性もBP型エンジンと同等の回転域を示し、レブリミットもほぼ同じなので違和感をほとんど感じないという。

パワーユニット交換により大幅にパワーアップしたとはいえ、エンジンそのものはあくまでも「ノーマル」のまま。そのため、チューニングエンジンのようにメンテナンスに神経質にならなくてもいいのはありがたい。これはユーザーとしては見逃せないメリットだろう。

以前スポーツランドSUGOをテスト走行したときは、ウエット路面にもかかわらず190km/hをあっさりとオーバーしてしまう性能を披露した。今後は主にサスペンションのセッティングを煮詰め、よりサーキットで速く、そして楽しく走れるよう仕上げるそうなので期待したい。

気になる費用だが、載せ替えキットが海外からの送料・税金などを含めると120〜140万円。FCエンジンの中古相場がおよそ30万円、これに工賃と公認車検を入れると250万円〜が目安となる。気軽に踏み込める領域ではないが、NA・NBを一生の相棒として考え、異次元の速さと乗りやすさを手に入れたいのなら、チャレンジする価値は十分にあるだろう。もちろん、ケンオートも全力でバックアップしてくれるので安心だ。

画像: 専用マフラーは左右のダブル出し。パイプ系は排気量に合わせた70φで、エキマニや触媒も同じく専用品を使う。排出ガスや音量は当然ながら保安基準の範囲に抑えられている。

専用マフラーは左右のダブル出し。パイプ系は排気量に合わせた70φで、エキマニや触媒も同じく専用品を使う。排出ガスや音量は当然ながら保安基準の範囲に抑えられている。

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