ある年代以上の人には懐かしいドイツの名門ブランド「OPEL(オペル)」。日本を離れて久しいが、ついに2021年秋に再上陸を果たす。(Motor Magazine2021年7月号より)

ハッチバック、SUV、ミニバン3モデルを順次導入

オペル、それはドイツの名門ブランドのひとつ。100年以上の歴史を持ち、「良品廉価」のクルマ作りを続けており、日本でも2006年まで販売されていた。そんな名門ブランドが長年のGM傘下から、2017年にグループPSA傘下となり、新たな戦略とともに今秋日本に再び導入される。

ローンチにあたりラインアップされるのは、Bセグメントハッチバック車の「コルサ(欧州名)」、CセグメントサイズSUVの「グランドランドX」、そしてミニバンの「コンボ ライフ」。国内マーケットのど真ん中を狙った3モデルだが、以降もオペルらしさを実感できるモデルを順次投入して、ラインアップを強化する計画だ。

画像: プジョー3008やシトロエンC5エアクロス、DS7 クロスバックの実質的な兄弟車となるCセグメントSUVのグランドX。

プジョー3008やシトロエンC5エアクロス、DS7 クロスバックの実質的な兄弟車となるCセグメントSUVのグランドX。

また、今回のブランド再導入にあたっては「オペルの電動化戦略も同時に推進する」とのこと。すでに欧州ではコルサのフル電動モデル(BEV)や、グランドランドXのプラグインハイブリッド(PHEV)も発売されており、前述の3モデルと同時に国内でも発売される可能性が高い。

販売は、東京、大阪、名古屋などの主要都市を皮切りに、既存の販売店ネットワーク活用も視野に入れながら、段階的かつ着実に拡げて行く計画だという。ドイツ車の乗り味とデザインを背伸びせずに味わえるオペル。そのローンチまであと数カ月だ。(文:Motor Magazine編集部 阪本 透/写真:グループPSA)

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