ドラレコの端末機能を活かした新サービスが開始される
今回発表された新「Driving!」は、パナソニックおよびパナソニック システムソリューションズ ジャパンと共同開発した通信機能付きドライブレコーダーを活用した「ドライブレコーダーによる事故発生時の通知等に関する特約」だ。
具体的には、ドラレコ本体に音声通話機能やWi-Fi通信機能を搭載し、万が一の時には、ドラレコ本体から直接、損保ジャパンのオペレーターとつながり、必要に応じてALSOKかけつけ安心サービスを手配するなど迅速・最適なサポートを提供する。また平時の運転にも、前方衝突警告をはじめとする4つの安全運転サポート機能を提供するなど、安心・安全の提供と、事故が起こらない社会づくりの貢献をめざしている。
このサービスの中核となるのが、新たに開発されたパナソニックのドラレコだ。フルハイビジョン映像の採用で夜間や雨天でも信号の色やナンバープレートを鮮明に記録、日本の準天頂衛星システム「みちびき」に対応したL15信号も受信可能と大幅に進化した。また大容量バッテリーを搭載して、事故などで電源が消失したときでも、ドラレコ機能はもちろん、専用スマホアプリと連携した通話機能を用いた緊急連絡も可能。
さらにオプション設定されるリアカメラを加えれば、後方からのあおり運転や衝突(追突)事故も記録することが出来る。専用スマホアプリを使って、運転の記録、事故動画を損保ジャパンを共有、事故対応の進捗、駐車時の位置情報などさまざまな安心・安全運転支援サービスを受けられるようになるのだ。
この新サービスの特約保険料は月々850円(一括払いの場合は年間9720円)。2021年7月1日より損保ジャパン取扱代理店で申し込み受付を開始し、同年8月中旬以降をめどにドラレコを発送開始、同年9月1日よりサービスを開始する予定だ。