スズキが「ジムニー」および「ジムニー シエラ」を一部仕様変更、安全装備を追加して発売

法改正に伴うオートライト搭載などの仕様を変更

ジムニーは、1970年に初代が発売されたスズキのクロスカントリー4WDの軽自動車だ。現行型は2018年7月に発売された4代目で、発売以来バックオーダーを抱える高人気が続いている。一方のジムニー シエラは軽自動車のジムニーをベースにワイドボディとし、1.5Lエンジンを搭載した小型四輪駆動車で、現行型はジムニーと同時に登場した2代目となる。

今回の一部仕様変更では、予防安全技術である「スズキ セーフティサポート」非装着車にもオートライトシステムを搭載した。これは、道路運送車両の保安基準改正により、新型の乗用車は2020年4月から、継続生産中のものは2021年10月から、ロービームの自動点灯機能の装備を義務化されたことによる。

さらに、4速AT車には停車時アイドリングストップシステム（2WDで走行時のみ作動）を追加した。また、「ジムニー」にスペアタイヤ ロアカバーを追加した。

今回発表された以外に、内外観の装備やパワートレーンなどのスペックにおける変更はない。搭載エンジンは、ジムニーは0.66L DOHCターボ、ジムニー シエラは1.5L DOHC。いずれも駆動方式はパートタイム4WDで、トランスミッションは5速MTと4速ATが設定されている。グレードと車両価格（税込）は以下のとおり。

■スズキ ジムニー　ラインアップ

XG（5速MT／4速AT）：148万5000円／161万1500円
XL（5速MT／4速AT）：161万1500円／173万8000円
XC（5速MT／4速AT）：177万6500円／190万3000円

■スズキ ジムニー シエラ　ラインアップ

JL（5速MT／4速AT）：179万3000円／191万9500円
JC（5速MT／4速AT）：195万8000円／208万4500円

ジムニー／ジムニー シエラ 一部仕様変更6

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