まずは「リヤブレーキキャリパー」と「ステアリングナックルアーム」
「思い出の詰まった愛車に乗り続けたい」という旧車オーナーの思いをうけ、「TOYOTA GAZOO Racing(トヨタ ガズー レーシング)」が展開している「GRヘリテージパーツプロジェクト」。
すでに廃番となってしまった補給部品を復刻し、純正部品として再販売する取り組みで、これまでA70/A80スープラ、2000GT、ランドクルーザー40系の部品復刻を行ってきた。今回の「AE86カローラレビン/スプリンタートレノ」はそれに続く車種となる。
1.6L DOHC 16バルブ(4A-GEU)エンジン搭載のAE86カローラレビン/スプリンタートレノは、歴代の「カローラ/スプリンター」シリーズのスポーツモデルの中で群を抜く人気を持ち、1983年5月のデビュー以来30年以上経った現在も「ハチロク」の名で親しまれている。
2021年10月28日に発売となった「GR86」や、2012年4月に発売された「86」が、AE86の正統後継モデルであることは言うまでもない。
さてその復刻部品だが、11月1日にまず「リヤブレーキキャリパー」と「ステアリングナックルアーム」の販売が開始され、続いて12月1日に「リヤドライブシャフト」の発売が予定されている。
なお、これらの部品は通常の純正部品と同様にトヨタの販売店で購入できるが、サプライヤーによる特別協力の上での限定生産となるため、生産期間終了後は在庫限りでの販売となる。品番や価格、生産期間などの詳細は「GRヘリテージパーツ Webサイト」で確認できる。
販売場所は従来のトヨタの販売店に加え、12月中に全国のジェームス各店舗にてAE86を含む復刻部品(トヨタ 2000GT除く)の取り扱いも開始される。さらに、購入者自身で車両整備するユーザー向けに、ネット通販サイトの「楽天市場」に「TOYOTA GAZOO Racing 楽天市場店」を新規出店し、12月中にオンラインでの復刻部品販売も開始される。