軽商用車初の「DNGA」を採用し、基本性能を向上
「ハイゼット」シリーズは、1960年にダイハツ初の軽四輪車として誕生した。以来、商用車として時代の変化に合わせて進化し続けてきたロングセラーカーだ。農業、建設業、配送業など幅広い業種のユーザーの「相棒」として日本全国津々浦々で愛用され、累計生産台数は750万台以上（2021年11月末時点、ダイハツ調べ）に達する。
ハイゼット カーゴ デラックス
ダイハツは、今回のフルモデルチェンジで商用車に初めて「DNGA（ダイハツ ニュー グローバル アーキテクチャー）」を展開。ハイゼット カーゴとアトレーのプラットフォームを一新し、ハイゼット トラックも含めFR用CVTを軽商用車として初採用。燃費や静粛性、発進性などの基本性能を向上させた。また、最新の予防安全機能「スマートアシスト」を採用するなど、高まる安全・安心へのニーズに応えている。
アトレーは従来、ハイゼットから派生した軽乗用車（5ナンバー）だったが、今回のフルモデルチェンジでアウトドアレジャーやスポーツなどのニーズに応えるため、商用車ならではの広く積載性に優れた荷室を最大限活用できるよう、商用車化されて4ナンバーになった。
なお、ハイゼット カーゴとアトレーのフルモデルチェンジは17年ぶりで、ハイゼット カーゴは11代目、アトレーは6代目にあたる。
新開発のFR用CVTを軽商用車として初めて採用した。
今回のフルモデルチェンジの主な特長は、以下のとおりだ。
■三車共通
●DNGA展開による、優れた基本性能・安全性能
●新開発のFR用CVTの採用などにより燃費や走り、静粛性を向上
●進化した最新のスマートアシストの採用などにより、安全性能を向上
●軽商用車にふさわしい購入しやすい価格の実現
■ハイゼット カーゴ
●車体構造のスクエア化によりクラス最大の荷室長・荷室幅（4名乗車時）・荷室高、フラットで使い勝手の良い荷室スペースを実現
●効率よく快適に仕事ができる多数の収納スペースや快適装備を充実
■アトレー
●ハイゼット カーゴの積載量と積載スペースを最大限活用するため、4ナンバー（商用車）化
●レジャー等のニーズに最適なアトレーならではの快適装備
●質感にこだわったアトレー専用のエクステリア／インテリアデザイン
■ハイゼット トラック
●従来からの広い荷台スペースと仕事の効率性を高める室内スペースに加え、誰でも使いやすい充実した快適装備
ハイゼット トラック エクストラ
■主なグレードと車両価格
●ハイゼット カーゴ
スペシャル（5速MT／2WD）：104万5000円～クルーズターボ（CVT／4WD）：160万6000円
●アトレー
X（CVT／2WD）：156万2000円～RS（CVT／4WD）：182万6000円
●ハイゼット トラック
スタンダード スマートアシスト非装着車（5速MT／2WD）：90万2000円～ジャンボエクストラ（CVT／4WD）：145万2000円
