ルノーは2022年3月8日、本国においてまったく新しいコンパクトSUV「Austral=オーストラル」をワールドプレミアした。アルカナと同様にストロングハイブリッドシステムを採用しながら、「アルピーヌ」に由来するスポーティ感をまとったエクステリアなど、これまでにない逞しさと華やかな気品を漂わせている。

F1譲りのドッグクラッチシステムを備えたストロングハイブリッド

第3世代のCMF-CDプラットフォームに搭載されるE-TECHフルハイブリッドシステムは、1.3L直列3気筒ターボにF1譲りのドッグクラッチマルチモードATを組み合わせ、1.7kWhのリチウムイオンバッテリーから電力を供給される2つの電気モーターとの最適な協調を制御。

画像: MHEVが主流だった欧州ブランドとしては貴重なストロングハイブリッド。F1からフィードバックされたテクノロジーが、ダイナミックな走りを楽しませてくれそうだ。

MHEVが主流だった欧州ブランドとしては貴重なストロングハイブリッド。F1からフィードバックされたテクノロジーが、ダイナミックな走りを楽しませてくれそうだ。

それによって生み出されるシステム総合出力は200psに達するだけでなく、シームレスな変速とダイレクトな加速、さらにエネルギー効率の高さが自慢だ。一方で燃費は、認証待ちながら4.6L/100km(約21.7km/L)に抑えられているという。パワートレーンは他に、最高出力130psの1.3L 48V MHEVと、140ps/160psの12V MHEVがラインナップされている。

さらに、進化した4輪操舵技術を採用。3つのモードがプリセットされた「マルチセンス アドバンスドテクノロジー」との組み合わせで、13パターンものダイナミックセッティングをチョイスすることができるという。

画像: 進化型の4コントロールは、快適さ、敏捷性の向上、そして比類のないパフォーマンスを実現してくれる。マルチアームリアアクスルにステアリングアクチュエーターを追加することで、後輪のステアリング角度は5°になり、非常にタイトなターンを可能にしている。

進化型の4コントロールは、快適さ、敏捷性の向上、そして比類のないパフォーマンスを実現してくれる。マルチアームリアアクスルにステアリングアクチュエーターを追加することで、後輪のステアリング角度は5°になり、非常にタイトなターンを可能にしている。

レベル2の自律運転支援まで可能。ルノーの「最先端」を満載

ADASの総数は、しめて32。レーンセンタリング、GPSデータ、マッピングを組み合わせたレベル2の自律走行が可能となっている。360度ビューカメラや自動パークアシストといった、トレンドに則った最新運転支援技術もてんこ盛りだ。

画像: 先行車や対向車を避けるように配光を最適化してくれる「マトリクス LED ヴィジョン」を採用している。

先行車や対向車を避けるように配光を最適化してくれる「マトリクス LED ヴィジョン」を採用している。

クラウドやアプリを駆使した最新のマルチメディアシステム、ハーマン・カードンの新世代オーディオシステムなど、インフォテインメントの面でも充実。C-Dセグメントの実用車でありながら、さまざまな意味で豊かなカーライフを満喫させてくれそうだ。

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