2022年6月21日、アウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパンは、カウンタックのデビュー50周年を記念して2021年8月に世界初公開された「New カウンタック LPI 800-4」をメディアに向けて日本初公開した。世界限定112台のレアモデルは、目撃できればそれだけで十分に幸せかも。

パワーユニットには48Vマイルドハイブリッドも採用

コクピットの後ろにミッドシップ搭載されるパワーユニットは、最高出力780hpと最大トルク720Nmを発生する6.5LのV12 DOHC。これに34hpと35Nmを発生する48Vの電動モーターをギアボックスに直接搭載する、マイルドハイブリッド システムを採用している。組み合わされるトランスミッションは7速AMTで、フルタイムで4輪を駆動する。

画像: ミッドに搭載される6.5LのV12 DOHCに、48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせる。

ミッドに搭載される6.5LのV12 DOHCに、48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせる。

モノコックシャシとボディパネルはすべてカーボンファイバー製で、乾燥重量はわずか1595kg。パワー/ウエイト レシオは1.95hp/kgを実現している。タイヤはピレリ Pゼロコルサ、ホイールは1980年代の「テレホン」スタイルをインスパイアしたデザインで、ブレーキはカーボンセラミックだ。

インテリアではセンターダッシュに8.4インチのタッチスクリーンが備わり、コネクティビティ機能やアップル カープレイとのリンクなどが操作できる。

今回お披露目されたNew カウンタックのボディカラーは、ロッソ ランボルギーニと呼ばれるランボルギーニ伝統の鮮やかなレッド。インテリアは対照的に眩しいホワイトだった。初代カウンタック開発時のプロジェクト名「LP 112」にちなんで、New カウンタックは世界限定112台の生産となる。そのうち、日本からは一ケタ台数(つまり10台未満)がオーダーされているという。

今回の展示車両は、日本に最初に納入されたNew カウンタックの1台で、既にオーナーが決まっている。ちなみに本国での車両価格(税抜き)は200万ユーロ(約2億8000万円)からとなっているが、日本仕様の車両価格は未発表。とはいえ、最近の円安の為替レートなどを鑑みると、3億円近いプライスが付けられてもおかしくはない。そんなNew カウンタックを手に入れられる、幸せなミリオネアが日本には何人も存在するのだ。

画像: アウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパンのダビデ・スフレコラ代表(写真左)と、アウトモビリ・ランボルギーニ・アジアパシフィックのフランチェスコ・スカルダオーニ CEO。

アウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパンのダビデ・スフレコラ代表(写真左)と、アウトモビリ・ランボルギーニ・アジアパシフィックのフランチェスコ・スカルダオーニ CEO。

■ランボルギーニ カウンタック LPI 800-4 主要諸元

●全長×全幅×全高:4870×2099×1139mm
●ホイールベース:2700mm
●乾燥重量:1595kg
●エンジン:60度V12 DOHC+モーター(スーパーキャパシタ)
●総排気量:6498cc
●最高出力:574kW(780hp)/8500rpm+34hp
●最大トルク:720Nm(73.4kgm)/6750rpm+35Nm
●トランスミッション:7速AMT
●駆動方式:縦置きミッドシップ4WD
●燃料・タンク容量:プレミアム・70L
●NEDCサイクル燃費:認証待ち
●最高速度:355km/h
●0→100km/h加速:2.8秒
●0→200km/h加速:8.6秒
●タイヤサイズ:前255/30ZR20、後355/25ZR21
●本国の車両価格(税別):200万ユーロ(約2億8000万円)〜

This article is a sponsored article by
''.