三菱デリカの買取価格を公開！高額査定を引き出すポイントと売却時の注意点について

「本格4WD」と「ミニバン」を組み合わせた、他にはないスタイルのデリカは、三菱車の中でもリセールバリューが良いことで知られています。ここでは、三菱 デリカの実勢買取価格を公開し、三菱デリカを少しでも高く売るポイントをお伝えします。

三菱デリカは、国内だけでなく海外でも人気の高いクルマのひとつです。ミニバンながらも走行性能は本格4WDであり、その力強さから中古車市場でも注目されています。

デリカの歴史は古く、1968年に商用バンから始まりました。その後、快適性を充実させ多彩なシートアレンジが可能となったスペースギアが登場し、商用バンとは一線を画す存在としてポジションを確立します。また、同モデルはパジェロをベースにしていることから、悪路での走行性能は現行のデリカ D:5より優れていると言われるほどです。

もちろん、現行のデリカD:5も電子制御4WDを採用しており、他のミニバンとはひと味もふた味も違う悪路走行性能を携えていることから中古車市場でも人気が高く、どちらも査定額に期待が持てるでしょう。

この記事では、楽天Car車買取からの情報提供をいただき、三菱デリカの実勢価格を公開しています。合わせ高額査定を引き出すポイントについてもお伝えしますので、この記事を参考にぜひ納得のいく売却を実現してください。

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三菱デリカの買取価格データを公開！

三菱の中でも比較的リセールバリューが高いと言われるデリカですが、現在のように乗用タイプとなったのは1994年登場のデリカスペースギアからでした。

デリカスペースギアの登場は、パジェロ譲りの4WDシステムを採用したことが注目を集めました。その継承を受けるのが、デリカD:5です。

どちらも中古車市場で高い人気を誇る車種で、その買取実績をご紹介します。

デリカスペースギアの買取価格

デリカスペースギアは、1994年から2007年までの販売されたモデルです。すでに販売終了から15年経過していますがその人気は高く、数は少ないものの中古車市場では高額で取引されるケースも珍しくありません。

その実勢買取価格は以下の通りでした。

※情報提供：楽天Car車買取

紹介したデータのように、ここまで古いと1年の年式の差や走行距離はそれほど査定に影響を与えず、むしろどれだけ程度がいい固体かという点がポイントとなるでしょう。

現在、中古車市場ではほとんど流通していませんが、販売価格は100万円以上の値がつく個体が多いことからも、買取に出すとかなりの高額が期待できるでしょう。

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デリカD:5の買取価格

デリカ D:5は2007年に登場し、今も新車販売が続けられているロングセラーモデルです。先代までのSUVの特性を備えたミニバンスタイルが人気で、オーナーはなかなか手放さない傾向が強いのも特徴です。

気になる実勢買取価格は以下の通りでした。

※情報提供：楽天Car車買取

買取価格は、年式が新しくなるにつれて上昇していきます。とはいえ価格差はそれほど大きいわけではなく、年式よりもクルマの状態が価格に大きく影響していると考えていいでしょう。

毎年のようにマイナーチェンジを行っているデリカD:5ですが、大きな節目となるのが2012年です。同年7月、4WDに減速エネルギー回生システムが採用され燃費向上が図られています。その後の同年12月には、ミニバン初のクリーンディーゼルを搭載しています。この影響もあってか、2012年モデルでは最低買取価格と最高買取価格で、かなりの差が生まれています。

参考：三菱自動車、『デリカD:5』を一部改良～4WD車の燃費を向上し、エコカー減税(50%軽減)に適合～

ここまで高額買取される国産ミニバンは珍しい%%{bgyellow}のではないでしょうか。また、2017年や2018年の新車車両本体価格は、一番上級モデルのDプレミアムでも406万円です。それを考えると、高いリセールバリューを誇るクルマと言えるでしょう。

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三菱デリカの中でも買取市場で人気のモデルやグレードは？

デリカは、高い悪路走破性とミニバンを融合した世界でも珍しいクルマであることから、国内にとどまらず海外でも人気です。グレードも豊富に取り揃えられており、ユーザーのニーズに合わせて選ぶことができるのも人気の秘訣でしょう。

そんなデリカですが、やはり中古車市場でも人気の高いものが存在します。主なものを挙げると以下の通りです。

①走破性が高い4WDが断然人気！

やはり悪路走破性を重視している方は多く、2WDモデルより4WDモデルのほうが断然人気です。4WDシステムも一般的なミニバンとは異なり、すべてのタイヤがしっかりグリップして、どのような走行条件にも対応できることが、人気を集める要因でしょう。

デリカスペースギアは2代目パジェロをベースにしたことで、悪路走破性はミニバンの域をはるかに超えていました。特に三菱独自に開発したスーパーセレクト4WDは、走行中に2Hから4Hに切り替えが可能で、しかも走行モードも自由自在に変えられる画期的なものでした。

この走行モード切替は停止することなく切り替えられるので、悪路走行時にスタックする前にデフロックを選択して走行できるなど、アウトドア派には垂涎（すいえん／すいぜん）の装備です。

またデリカD:5は最新の電子制御4WDを搭載しており、舗装路などを走行するときは2WDモード、路面状況で駆動トルクを前後に配分できる4WDオート、そして悪路走行や雪道など滑りやすい路面には4WDロックといったように、誰でも安全にどんな道路状況でも走行できる性能が人気です。

デリカでも特に人気を集めるグレードはディーゼルエンジンが搭載されたDパワーパッケージの4WDモデルでしょう。

Dパワーパッケージの魅力は必要な装備が全て揃った上級モデルである点でです。もちろん、その上にはDプレミアムといったグレードが存在した年式もありますが、装備面の違いは、Dプレミアムにはナビや運転席パワーシートが標準装備になっている程度なので、自分でナビをチョイスできるDパワーパッケージのほうが人気です。

※ 2019年のビックマイナーチェンジでガソリンエンジンを廃止し、ディーゼルエンジンモデルのみのラインナップに変更。これに伴ってDパワーパッケージではなくGパワーパッケージに変わっています。

②ガソリン車よりディーゼル車が人気

数あるデリカの魅力の中でも、一際存在感を放つのが低速トルクが太いディーゼルエンジンです。ぬかるんだ場所、そして急坂でも太い低速トルクで難なく走行できる性能は、他のミニバンにはない魅力でしょう。

ディーゼルエンジンといえば、かつては騒音や悪臭といったイメージが持たれていましたが、デリカD:5に搭載されるようなクリーンディーゼルエンジンなら、パワフルなのに静か、そして臭いもほとんど感じません。

また、ディーゼルエンジンは燃料費が安く抑えられることから、燃料高騰の煽りを受け再評価されている印象です。

③特別仕様車のシャモニーも人気

冬の特別仕様車であるシャモニーも人気です。アウトドアテイスト満載の装備を内外装に施し、ベースとなるグレードの人気オプションを標準で装備していることが人気の要因でしょう。

専用ガーニッシュやアルミホイールでエクステリアデザインに違いを見せつつ、内装ではアクティブに使用しても汚れや水に強い撥水加工シートを採用するなど、アウトドア好きに人気を集めています。

新車価格はかなりリーズナブルでしたが、中古車市場では人気の高さから、程度が良いと新車価格に迫る金額で販売されることもあります。

つまり、走行距離も少なく見た目の良いシャモニーなら、買取価格はかなり期待が持てると考えていいでしょう。

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三菱デリカで高額査定を引き出すためのポイント

中古車市場では人気の高い三菱デリカですので、買取には積極的なお店が多いと考えられます。しかし、最大限の高額査定を狙うなら、やはり覚えておいた方が有利なこともあります。

お持ちのデリカを少しでも高く売りたいとお考えの方は、以下を実践することをお勧めします。

①できるだけ多く買取査定をする

デリカに限らず、クルマを少しでも高く売るには1社だけの査定では不十分です。なぜなら、比較対象がなければ提示された価格の妥当性が判断できないからです。

買取業者は、その店独自の査定基準でデリカを査定します。もちろん基準となる相場を参考にしますが、それよりも買取した後にどれだけ早く高値で流通できるかを業者は考えているので、それぞれが持っている流通ルートで買取価格は大きく左右されます。

例えば、今すぐデリカを欲しいユーザーを抱えている買取業者で査定すればかなり好条件の査定額が提示されることが期待できますし、逆に、仕入れたデリカがいつ捌けるか見通しがつかないような業者の場合はなかなか積極的な査定額は提示してもらいにくいでしょう。

もちろん、売却する側がお店の事情を把握することは基本的にはできないので、デリカの買取に本気度を見せてくれる業者は実際に査定をとって探すしかありません。ですから、最低でも3社、できればそれ以上の査定をとり、最も高額査定をつけてくれた業者に売却することがおすすめです。

とはいえ、自分の足で何店舗も査定に行くのは手間でしょうから、ネットの一括査定などを利用するのも一つの方法です。例えば、今回情報提供をいただいた楽天Car車買取は、約2,000社の中で最も高額査定をつけてくれた業者とマッチングできるサービスです。

やりとりするのは最高額の査定をつけた1社のみなので、一括査定のデメリットであった「複数社への電話対応」も行う必要がありません。

こうしたサービスを上手に使い、できるだけ多くの買取店の査定をとってみてはいかがでしょうか。

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②見た目をキレイにしてから査定する

査定士は、クルマの第一印象を大切にします。見た目が汚いとオーナーのクルマへの愛情が少なかったと判断する査定しもいますし、「故障のリスクあり」と判断される可能性も否定できません。

大切にしていたことを示すために、一見してキレイな状態になるよう洗車してから査定しましょう。

具体的には以下3つの点を意識して掃除することをお勧めします。

外装はいわば査定士の第一印象に繋がる部分です。できればワックスをかけてピカピカに仕上げておきましょう。長年使い込んだ車体は水垢などが細かい部分に付着していることが多いですので、それらをキレイにするだけで見違えるようにピカピカになります。

コーティングは新たに施工する必要はありません。簡易的な液体ワックスでも構わないので、ボディにツヤを出しておきましょう。すでにコーティングしてあるデリカなら、メンテナンス剤でツヤを復活させておくと効果的です。

またカウルトップなどの未塗装樹脂は、白化などで古臭くなっている場合があるので、艶出し保護剤で黒くツヤを出すだけで、クルマの見た目はかなり良くなります。

デリカのようなワンボックスタイプは車内が広いですので、隙間にゴミが想像以上に溜まっていることも少なくありません。定期的に車内清掃をしてきたという方も、細かいところまで目を配り、入念な掃除を行なってから査定に出しましょう。

内装掃除の基本は、掃除機がけと拭き掃除です。掃除機は、シートの隙間などの狭い部分も重点的に吸い取ります。そして、拭き掃除は硬く絞ったクロスを使用して拭き掃除します。

拭き掃除は、樹脂部分などだけでなくシート表皮や天井も拭き掃除します。特に天井は、かなり汚れが付着していると思いますので、入念に拭き取りを行なってください。

このほか、小物を両面テープなどで装着していた場合、糊の残りがあるとマイナス査定を取られます。市販の糊はがし剤などを使用してキレイにしておきましょう。

樹脂部分などに艶出し保護剤を使用すると査定では効果的です。キレイに見える工夫は査定で有利になるので、良いと思う掃除方法を取り入れましょう。

買取査定では、車内の臭いは大きなマイナスに繋がります。特にタバコ臭やペット臭は大きくマイナスになる（タバコ臭とペット臭が残っていると4万円のマイナス査定。さらにタバコのヤニやペットの抜け毛が残っていても4万円のマイナス査定）ため、心当たりのある方はしっかりと対策してから査定に臨むようにしましょう。

臭いの原因は、汚れがほとんどで、タバコの場合はヤニをキレイに拭き取り掃除するだけでかなり改善されます。またペット臭の場合も、カーペットやシートを入念に拭き掃除することで臭いが改善されることが多いです。

このほか強い臭いを出す芳香剤の香りも同様にマイナス査定の対象となります。売ると決めたらすぐに芳香剤を下ろし、脱臭効果が高い脱臭剤を置いて対処しておくと良いでしょう。

③整備記録簿を提出して整備していたことをアピール

クルマには「整備記録簿」が備わっています。人間でいうカルテと同じ役目であり、整備記録簿は次に所有する方のためにとても重要な資料となります。

整備記録簿にはどのような整備をしてきたのか整備工場で記載されます。車検時では必ず24カ月点検を行うので、車検の回数分の整備記録簿が残っているはずです。ですので、整備記録簿を時系列で準備して査定士に渡せるようにしておきましょう。これがあるだけで査定はスムーズに進みます。

逆に整備記録簿がない場合、査定士がリスクを取りたくないと判断すれば、本来整備を行なっていた箇所も整備なしと判断されるかもしれません。要するに本来行われないはずのマイナス査定が発生しかねないということです。

適正な査定を受けるためには、整備記録簿は大変重要な資料となりますので、必ず準備してから幸亭に臨むようにしましょう。

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三菱デリカが高く売れる場所はどこ？買取店の選び方

デリカを売却する場合、買取業者選びも重要です。適正に判断できる業者を選ぶには、適正に査定できる業者でなければ良い結果になりません。

特にデリカは、ミニバンの形ですがSUVとしての色が濃いクルマですから、その辺も考慮した買取店選びが重要でしょう。

買取店にもそれぞれ特色があり、専門領域も異なります。デリカの場合は以下のようなお店を査定の候補に含めてみてはいかがでしょうか。

①過走行なら海外販路を持つ買取店へ（廃車買取など）

長らくデリカに乗ってきた場合、10万kmを超えるほどの走行距離になっている方も少なくないのではないでしょうか。

残念ながら、国内では過走行車の評価は低くなりがちです。しかし海外に目を向けると話は別で、日本では過走行と言われるような個体もかなりの値段で取引されているケースもよく目にします。

国内では10万kmを超えると過走行とされますが、海外では過走行という考えがほとんどありません。海外では10万kmは通過点でしかなく、さらに日本車の丈夫さには大きな信頼があることも事実です。

要するに、海外市場向けに仕入れを行なっている業者で査定を取れば、過走行のデリカであっても、思わぬ高額査定をつけてもらえる可能性があるということ。例えば廃車買取専門の「カーネクスト」などは、海外販路をもつ業者の一つです。

また、デリカは悪路走破性の高さから新興国をはじめとした海外で人気が高く、4WDになるとどんなに走行距離が伸びていてもかなり良い金額で買取されます。

こうした理由から、デリカは海外市場向けの業者と相性が良いと思われるため、査定先の候補には含めたいところです。

②デリカ専門店なら高額買取の可能性あり

デリカは国内でもマニアがいるほど人気がある車種なので「デリカ専門店」が存在することが、他の車種とは異なる強みでしょう。

デリカ専門店であればデリカを細部まで知り尽くしたスタッフが査定するので、「知識不足により適正な査定をされなかった」というリスクは低いはずです。

特に中古車は、新車と異なり同じクルマはありません。全て状態が異なるので、それを適正に判断できることが高額査定を出してもらうポイントです。

こうした理由から、知識のある査定士に査定してもらうことは利点になると考えられます。

③ミニバン専門店だけでなくSUV専門店がおすすめ

デリカの見た目から「ミニバン専門買取で査定だろう」と考える方もいるかもしれませんが、その性能はどちらかというとSUV寄りなので、SUV専門店でも高額査定を引き出せる可能性があります。

デリカは本格的に悪路走行できるクルマなので、購入層もアクティブに使用したい方が大半です。そこで、本格SUVを探しているユーザーが集まるSUV専門店であれば、デリカを適正に査定できます。

もちろんミニバン専門店で査定しても良いですが、ミニバン専門店はどちらかというと、オンロードを快適に移動できるスタイルを集めているので、SUV色が強いデリカはあまり得意ではないことがほとんどです。

三菱デリカの買取でよくある質問

Q.デリカが20万kmを超えていますが買取できますか。

A.走行に問題がなければ過走行でも買取されます。また、輸出専門業者なら高く買い取る場合もあるので、様々な買取業者で査定してみましょう。

Q.かなりカスタムしたデリカですが、どこで買取依頼すれば良いでしょうか。

A.買取では純正が基本です。そこで、できるだけ純正に戻してから査定しましょう。ただし純正に戻せない場合は、デリカ専門買取業者や改造車専門買取業者に相談すると良いでしょう。

まとめ

デリカは、ミニバンとSUVを掛け合わせた他にはないクルマなので、デリカを知り尽くした経験豊富な買取業者で査定しましょう。また1店舗だけでなく、数多くの買取業者での査定が有効であるほか、各専門店でも査定して比較すると良いでしょう。

デリカは国内だけでなく海外でも人気車種なので、輸出専門業者での査定も狙い目です。特に悪路走行を重ねてボロボロになってしまったデリカでも、海外では商品としての価値が残っている場合が多いので、ボロボロでも諦めないことです。過走行だったとしても、見た目のキレイなデリカは、海外輸出業者なら思わぬ高値で買取りする場合もあるでしょう。

デリカは、他にはないスタイルでライバルがないことから人気ある車種なので、諦めずに査定依頼すれば、その価値をわかる業者に巡り合えるはずです。

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