BMW X3の買取価格を公開！高額査定を得るためのポイントについて

SUV人気が高まる中、高級SUVのBMW X3は取り回しのしやすいサイズ感から中古車市場で人気です。ここでは、人気のBMW X3の実勢買取価格を公開し、どうすれば高額買取に結び付けられるか、そのポイントをお伝えします。

BMW X3は、SUVのスタイルとして登場しましたが、他のSUVとは異なる低いボディスタイルが特徴です。BMWでも独自にSAV「Sports Activity Vehicle」と定め、オンロードでの高い走行性能を備えています。

洗練されたスタイルと走りの素晴らしさは多くのユーザーの心を掴んでおり、中古車市場での買取価格も大いに期待ができます。

ただし人気があるとはいえ、必要な知識を持たずに挑めば高額買取してもらえないこともあります。

ここでは、楽天Car車買取からの情報提供をもとに、BMW X3の実勢買取価格を公開し、高額査定を引き出すポイントについてお伝えいたします。

この記事を参考に、ぜひ納得いく売却を実現してください。

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BMW X3の買取価格データを公開！

初代BMW X3の買取データ

初代BMW X3は、2004年から2011年まで販売されました。3シリーズをベースとしたSUVで、X5よりコンパクトなスタイルが特徴です。

コンパクトボディで軽快に、しかもBMWらしくスポーティに走行できる点が人気を集めました。もちろん一般的なSUVと同じように悪路走行性能も高く、現在のSUVブームも手伝って中古車市場でも人気車種の一つです。

気になる初代BMW X3の実勢買取価格は以下の通りです。

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注目すべきは、今から18年も前のBMW X3でも買取価格が付いているということです。

初代の買取価格の表を見ると、2004年から2009年までほぼ横並びといった買取価格です。これは、ここまで古くなると年式よりクルマの状態の影響が大きいことの表れでしょう。

古さゆえに、クルマをどれだけ丁寧に扱ってキレイな状態が保たれているかが、高額買取のカギとなります。もちろん人気のグレードや装備があれば高評価になり、買取価格に反映されます。

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2代目BMW X3の買取データ

2代目BMW X3は日本で2011年3月に発売されたモデルで、デザインは初代からのキープコンセプトです。大きな違いは、未塗装樹脂だった外装のバンパーがボディと同色になり高級感が増したことや、エンジンバリエーションに変更を加え低燃費性能を追及した点です。

国内でも本格的にSUVブームが広まってきたことから、高級輸入車のSUVにも注目が集まり、BMW X3も中古車市場で高い人気を得ています。

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2代目の買取実績を見ると、すでに10年前の2012年式でも100万円を超える高値で買取されており、登場した当初の2011年でも966,200円という高額で買取されています。

2014年6月にはマイナーチェンジが行われ、エクステリアデザインが大幅に変わり力強さが増しています。このマイナーチェンジを機に、グレードも「Xライン」「Mスポーツ」が設定されたことで装備面もわかりやすく、中古車市場でもマイナーチェンジ後から人気が高くなっています。

そのため2014年から大きく買取価格が高くなり、2015年モデルでは200万円を超える高額査定が提示されています。これは、新車が500万円から600万円の価格帯から考えても、リセールバリューはかなり良いと考えていいでしょう。

それぞれの年代で価格に開きがある点は、主にクルマのグレードやボディカラーが価格に反映されていると考えられます。

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3代目BMW X3の買取データ

現行モデルとなる3代目BMW X3は、2017年10月に国内でデリバリーが始まりました。すでに登場から5年が経つので、ある程度の買取実績が出ています。

3代目は、BMWの新世代デザインで大きなキドニーグリルを特徴とします。2代目までの性能をさらに高め、先進運転支援システムの充実など次世代のクルマとして中古車市場でも人気が高くなっています。

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すでに4年経過したモデルでも新車の半値程度を維持しています。

3代目は2021年にマイナーチェンジが行われて、デザインだけでなく先進安全運転支援システムの変更が加えられました。マイナーチェンジしてから1年程度しか経過していないので、前期モデルは今が高値となっているでしょう。

3代目を高く売るなら、後期モデルが市場に多く流通する前の「今」がおすすめと言えます。

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高額査定が期待できるBMW X3の特徴やモデル、グレードは？

BMW X3は全体的にリセールバリューに優れた車種ではありますが、その中でも高額査定に繋がりやすい特徴もあります。具体的には、以下4つのうちに当てはまれば、高額査定に期待を持てるでしょう。

①ホワイトのボディカラー

BMW X3で一番人気があるのはホワイト系であり、次いでブラック系です。白いクルマは日本だけでなく海外でも人気があるため、買取時には有利に働くでしょう。

ホワイト系の中でもアルピン・ホワイトはクルマを大きく貫禄ある姿に映す効果があることから人気です。また汚れが目立ちにくく、手入れが簡単であることも理由のひとつといえます。

ブラック系も高級感を高められるので、プレミアムカーであるBMW X3に似合うボディカラーとして中古車市場で人気です。

②Mスポーツのグレード

BMWには、スポーツグレードにMスポーツが存在します。BMW X3にもMスポーツがラインナップにあり、中古車市場で高い人気です。

Mスポーツは、ひと目見てノーマルのBMW X3とエクステリアデザインが異なることがわかります。主に前後のバンパーのデザインに大きな違いがあり、スポーティでスタイリッシュなデザインが特徴です。また、Mスポーツのロゴがあしらわれ、他のモデルとは違うという雰囲気をドライバーに与えてくれます。

このほかにも、MパフォーマンスパーツがBMWからアクセサリーとして用意されています。それを装着しているだけでも査定では有利に働くでしょう。

③ディーゼルエンジンモデル

BMW X3のパワーユニットには、ガソリンエンジンモデルとディーゼルエンジンモデルの2種類があり、2020年11月からは日本導入BMWモデルとして初となる48Vマイルドハイブリッドテクノロジーを搭載したBMW X3が登場しています。

この中で人気があるのは、トルクが太くて街中でも高速道路を走ってもストレスなく加速してくれるディーゼルエンジン搭載モデルです。低速でもグイグイと加速する性能は中古車市場でも評価が高く、また、軽油による燃料費の安さも人気の理由のひとつです。

このような理由から、ディーゼルエンジンモデルの個体は高額取引される傾向が見られます。

④純正オプションのドレスアップパーツを装備した個体

純正パーツは査定に有利に働くことが通常です。数多く販売される純正ドレスアップパーツですが、人気はどの年代も電動サンルーフです。ただし、初代から現行モデルまで装着される装備で人気が異なります。

初代の場合は、「HIDヘッドライト」や「駐車距離モニター」「雨滴感応ワイパー」が装着されていると人気で、2代目は「ネバダ・レザー・シート」と「フロント・シート・ヒーティング（運転席&助手席）」、3代目では「20インチアルミホイール」「BMWヘッドアップ・ディスプレイ」でしょう。

これらが装着されていると中古車市場で人気なので、買取査定時にアピールすることが高額査定を引き出すポイントです。

新車購入時に用意されるオプションには、メーカーオプションとディーラーオプションの2種類がありますが、新車購入時にしか装着できないメーカーオプションを装備していると買取価格に期待が持てます。

なかでも、メーカーオプションで有名なものが電動サンルーフですが、こちらは年配者にはあまり人気がないことから、新車での装着率が非常に少なくなっています。しかし中古車ではサンルーフ付きを求めるユーザーが多いことから、買取ではかなり良い金額が期待できます。

このほか、社外パーツでも取り付けが困難なシートヒーターやレザーシートの装着は、買取で有利です。

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BMW X3を高く買い取ってもらうための買取業者選びのコツ、2つ

BMW X3に限らず、クルマの状態や状況に合わせて買取業者選びをしないと本当の高値は引き出せません。具体的には、以下の2つのポイントに注目すれば良いでしょう。

①クルマの状態に合わせた専門店で査定する

クルマを長く使用していると、様々な部分に不具合が発生していることも珍しくありませんが、逆に不具合が起きていないことも少なくありません。

ここで重要なのが、クルマの状態に合わせた買取店選びです。

クルマの状態に合わせ、

と使い分けるのがセオリーです。

程度が良いBMW X3であれば、輸入車専門店やSUV専門店での査定がおすすめです。輸入車専門店を探す場合もBMWに強い店舗を探し、SUV専門店なら高級輸入車を扱う店舗が良いでしょう。

程度を自分で把握する目安はいくつかありますが、そのなかで注目するのが年式と走行距離です。自動車業界では、平均走行距離が1年1万kmとされているので、年式相応の走行距離が程度良いと言えます。つまり3年落ちなら3万km以内、5年落ちなら5万km以内ということです。

また、定期的にメンテナンスを行っていることも重要です。定期点検記録簿が揃っているなら、問題なく輸入車買取やSUV専門買取店でも高額査定が期待できるでしょう。

もし近くに専門店がない場合は、楽天Car車買取の利用が便利です。提携業者数が2000社以上あり、各車の専門店も参画しています。

BMW X3を積極的に買取するような輸入車専門店、SUV専門店の高額入札も期待できますので、気になる方は一度査定依頼を行ってみてはどうでしょうか（査定は無料です）。

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過走行や故障があるBMW X3は廃車専門買取店や、輸出専門業者に査定依頼することをおすすめします。

一般中古車買取店で買取を断られたような場合でも、買い取ってもらえることは多々あるからです。

廃車専門買取店も輸出ルートを持つ買取店も、基本的には国内ではなく海外で再販することを目的に仕入れを行なっています。ここでポイントとなるのが、海外でのクルマに対する意識の違いです。

例えば、年式相応以上に走行距離を走っていても、海外の方は動じません。むしろ長く走行しているほうが、壊れるリスクが低いクルマと捉える方もいます。

その他、新興国などでは修理にかかる費用も安く抑えられることから、国内では再販が厳しかったような車種も買取れるのが、廃車買取専門店や、輸出ルートを持つ専門店の強みです。

もしご自身のクルマの状態に不安がある、もしくは実際に一般中古車買取店で査定を断られたような場合は、こうした業者も利用してみるといいでしょう。

【関連記事】廃車専門買取業者おすすめ7選！お得にクルマを処分する方法について

②買取査定はできるだけ多くの業者で

BMW X3は人気の車種なので、1件目の査定でもいい査定額を提示してもらえる可能性は十分に考えられます。ですが、ここで即決せずできるだけ複数の買取店で査定を取ってもらうことがおすすすめです。

買取業者は、それぞれ独自ルートを持っており買取査定基準が異なります。

また最近では、実店舗を所有する買取業者も増えていることから、BMW X3を欲しいユーザーを抱えていると高額でも買取したいと考えます。もし買取業者がBMW X3を欲している場合は、基準からのマイナス査定を少なくして買取しようとするので、高く買い取る傾向です。

つまり高値を出す業者を見つける為には、できるだけ多くの業者で査定することがポイントになります。

買取査定には様々な方法があります。大きく分けると、単独で査定する方法と一括査定を利用する方法の2種類があります。単独査定の場合は、自分で買取業者を選択して独自に買取交渉を進めなければなりません。

その反面、一括査定であれば一度の依頼で複数の業者に打診するので、買取業者を探す手間が省けます。そこで自分で1店舗に絞り査定交渉することに不安があるなら、一括査定を利用したほうが効率的です。

買取業者はもちろんその業界のプロ。一般ユーザーが少し知識を入れたところで交渉の役には立たないでしょう。むしろ口車に乗せられて、安値で叩かれるのが関の山です。

そこで、一括査定を利用すれば多くの業者に査定依頼できるので、査定額を比較して一番高い業者に売却するだけで済みます。

一括査定サービスは様々ありますが、楽天Car車買取もおすすめです。最終的に最高額を出した業者1社とマッチングできるオークション形式をとっているので、煩わしい電話査定はありません。

また、出品前には楽天Car車買取のスタッフによる車両点検も受けられるので、安心です（第三者視点で適正にクルマの具合を点検してもらえるので、買い叩きに合う不安もありません）。

少しでも高く売りたいとなれば、査定額の比較は必須となるので、こうしたサービスを使い便利に複数社からの査定をとってみてはいかがでしょうか。

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BMW X3を高く買取してもらうコツ

人気のBMW X3も、なにもせず買取業者に査定依頼しても高値を引き出せません。高値を引き出すにはコツがあります。以下の4つのポイントを押さえれば、高値買取の期待値が上がるでしょう。

①余裕のあるスケジュールで査定する

買取依頼する場合、余裕をもって依頼することがおすすめです。買取業者も適正に選択できるほか、クルマの査定準備も行いやすいです。

買取業者は、今日依頼してすぐに査定するほど時間に余裕があるとは限りません。そのため、普段なら高額買取する業者でも、慌てて依頼することで査定を断られてしまうことも考えられます。

また、スケージュールを立てて査定依頼すれば、査定当日までにクルマをキレイな状態にもできるので、高値売却の期待が高まります。

査定まで時間に余裕をもってクルマの準備をすると、オーナーの心にも余裕が生まれて、査定交渉がスムーズに進むでしょう。

②内外装をキレイにしてから査定する

BMW X3は高級SUVなので、汚れた状態で査定に出しても高額査定は難しいです。査定前にはキレイに洗車をして、余計な荷物は全て降ろしておくようにしましょう。

特にラゲッジスペースに荷物が乗っていると査定に支障をきたします。また運転席まわりも同じように、余計なアクセサリーは取り外すことがポイントです。

そして最も重要なことは、第一印象がピカピカであることです。一目見た瞬間がキレイであれば、査定はプラス方向に進み高額査定を引き出せるチャンスが生まれます。

BMW X3の外装にガラスコーティングなどを施工してあるなら、査定前にメンテナンス剤などを使用してキレイにします。コーティングしていないなら簡易ワックスでも良いので、ボディをピカピカにしておくと良いでしょう。

また未塗装樹脂は、時間とともに白化して古臭く見えてしまいます。そこで、艶出し剤を使用してキレイにしておくと効果的です。

ボディカラーと未塗装樹脂のコントラストは見映えが良くなるので、どちらもピカピカにしておくと、査定で好印象を与えられます。

BMW X3は他のSUVと異なり低い車体なので、本格的にアウトドア使用すると下回りに小傷ができることがあります。ボディ下部を見て細かい傷があるなら、コンパウンドで磨いてキレイにしましょう。

輸入車の塗膜は国産車より硬いので、傷は付きにくい反面、傷が付くとコンパウンドでも落としにくい特徴があります。そこで、コンパウンドも細目、極細目、超極細目など数種類を用意し、磨いてみましょう。

磨ける傷はツメで触っても引っかからない程度の傷ですから、もしそのような細かい傷があるようなら、磨くだけでマイナス査定を取られずに済みます。

中古車査定協会の規定では、磨きが必要と判断されると数千円～のマイナス査定を取られるので、できるだけキレイにすることがポイントです。

クルマを使用していると、オーナーには気づかない生活臭が付着しているケースもあります。臭いの原因は汚れなので、査定前に車内の汚れをくまなく落としておきましょう。

査定では、臭いのマイナスはかなり大きくなります。近年では車内でタバコを吸う方は少なくなりましたが、ペット臭やペットの抜け毛が大きなマイナス査定になっています。このほか芳香剤もマイナス査定に含まれており、これらを査定前に消臭しておく必要があるでしょう。

臭いには食べこぼしなども大きく関わっていて、シート下に落ちた食べカスやフロアマットなどに付着した飲み物のシミが主な原因です。これらをキレイにするだけで、かなり臭いは緩和されます。またクルマの車内に使用される樹脂は臭いを吸着するため、車内全体の拭き掃除が欠かせません。

特に忘れがちなのが天井です。天井は様々な汚れを吸着しているので、中性洗剤で薄めて作った水溶液にウエスなどを染み込ませ、硬く絞ってから拭き掃除します。その後、水で硬く絞ったウエスで改めて拭き取るといった二度拭きをすることで、車内の汚れと臭いが除去できます。

③点検記録簿を時系列で用意する

BMW X3は、国産車と異なり欧州の環境に合わせたクルマ作りです。日本のような湿度が高い地域を走行する場合の対策は多くを望めません。つまり定期点検は非常に重要であり、故障の有無を次のオーナーに知らせるための点検記録簿の提示は、査定に不可欠です。

点検記録簿は、人で言うところのカルテで、これを読むだけでどのような整備をされてきたかわかります。今後どのような整備が必要になるか想定できるため、点検記録簿がないBMW X3よりも安心してクルマの買取が可能になり、高額買取への期待値も高まります。

点検整備には、定期的に交換する油脂なども含まれます。特にBMW X3で人気のディーゼルエンジンは、オイル管理がガソリンエンジンよりシビアになっています。オイル交換を定期的に行っていることが点検記録簿でわかると、買取業者も安心して買取が可能となるでしょう。

点検記録簿は、新車から売却まで点検を行う度に発行されます。査定前に、点検記録簿を時系列でまとめておきましょう。多くのドライバーは、車検証と一緒にグローブボックスに入れたままになっており、奥のほうで点検記録簿がクシャクシャに丸まっていることも少なくありません。査定前に、グローブボックス内の整理整頓も忘れないようにするのがポイントです。

④相場を下調べして査定士と交渉する

BMW X3の売却を思い立ったとき、なんの知識もなく査定に出すと、その価格が適正と思ってしまう方も少なくありません。しかし中古車買取は、宣伝で高く買取すると謳いながら、実際はできるだけ安く買い取ることを考えています。

そこで、不利な査定額で買取されないよう事前に相場を調べておきましょう。相場を知ることで所有するBMW X3の価値がわかり、査定士との買取価格交渉もスムーズに進められます。

ひとつ注意しなければならないのは、同じ年式、同じグレード、同じ色や装備、できるだけ走行距離が近い車体の相場を調べましょう。

相場とは、業者オークションでの買取実績から、クルマの人気度や状態そして時期などから算出され、相場として発表されます。あくまでも相場は目安であり、一般的に相場を上回る金額で買取されることは極わずかです。

つまり相場を知っていれば、法外なマイナス査定を取られても、それについて質問することが可能であり、適正な査定額を導き出すために役立ちます。

BMW X3の売却で注意すべきポイント

BMW X3の売却を決めて、そのまま買取店で査定しても高値で買取りされる可能性はかなり低いでしょう。そこで、売却するには以下の4つのポイントを押さえておく必要があります。

買取価格が良いからと即決しないこと

査定してもらい、BMW X3が思いのほか高値になると喜ぶ方も多いでしょう。しかし1店目で高値が出ても、その場で即決するのは早計です。なぜならば、買取業者の多くは店舗が出せる最大の買取価格を、一番最初に提示してこないからです。

仮に、飛び込みで利用した買取店で相場に近い査定額を提示されたとしましょう。その金額は相場に近いので、かなり良い金額であることに間違いありません。しかし最初に良い金額が提示されたということは、腰を据えて他の業者に査定依頼すると、もっと高い金額を提示してもらえる可能性があることを示唆しています。

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故障カ所は修理せずに申告

BMW X3に長く乗り続けていれば、不具合箇所の一つや二つはあるでしょう。そこで、修理してから査定しようと思う方もいますが、修理費用は高額になることも多いので、故障カ所を申告するだけに留めて修理しないほうが得策です。

BMWの多くは、トランスミッション（エンジンの動力をタイヤに伝える変速装置）に不具合を抱えることが多く、BMW X3も例外ではありません。また、風土の違いからエアコンの故障も多いことで知られており、冷却能力が新車時より落ちている個体も見受けられます。

いずれの故障も、修理するとかなりの高額を請求されるでしょう。しかし、査定では修理費用よりマイナスになる金額が低いので、自分で修理するより申告して査定したほうが金銭的にかなり得になります。

買取業者はすべて同じではない

買取業者は数多く存在しますが、査定基準は店舗により大きく異なります。そのため、査定した数だけ査定額を提示されると思ったほうが良いでしょう。

買取業者は独自の流通ルートを持っており、SUVに特化した買取をしていても国産車がメインであれば輸入車の買取はシビアになります。しかし、輸入車でもBMWに特化した買取をする業者なら、かなり良い金額を提示されるでしょう。

また、買取査定のタイミングも重要です。買取業者は販売店も兼業していることが多くなったので、査定をしたとき買取店にBMW X3を欲しいユーザーがいれば、高額で買取されるでしょう。

社外パーツは純正に戻して査定する

BMW X3を、車外パーツでカスタムしている方も多いでしょう。しかし社外パーツは買取査定では、ほとんどプラス査定になりません。純正パーツに戻してから査定しましょう。

社外パーツは、外装の雰囲気を変えるエアロパーツやアルミホイールなどがあります。また内装には、社外ナビゲーションを装着している方も見られます。しかし、どれも査定ではプラス材料になりません。

また、エアロパーツの取り付け状態によってはマイナス査定を取られる恐れもあるほか、アルミホイールも純正でないとマイナスを取る買取業者もあるので、全て純正に戻してから査定に出すことをおすすめします。

BMW X3の買取でよくある質問

Q.BMW X3を売却するなら、いつが良いでしょうか。

A.中古車流通を考えるなら、1月～2月と7月～8月の時期に高値が付きやすいでしょう。しかしクルマの価値は時間と共に下落していますから、売りたいと思ったときが一番高値です。先延ばしせず、できるだけ早く行動に移すほど高値で売却できます。

Q.マイカーローンが残っていますが、買取は可能でしょうか。

A.ローンが残っていても買取できる業者がほとんどです。その仕組みは、売却金額で残債を清算する方法と、買取金額より残債のほうが多い場合も、残りをローンの組み直しで対処しているからです。一度買取業者に相談してみると良いでしょう。

まとめ

BMW X3を高く売却するには、クルマに合った輸入車買取や高級SUV専門買取で査定すると良いでしょう。

SUVブームから、日本でも取り回ししやすいミドルサイズのBMW X3が中古車買取で人気があります。事前に情報を集め、時間に余裕をもって査定交渉に臨むのがポイントです。

そして、できるだけ多くの査定業者に依頼を出し、査定額を比較検討してから決めると高値で売却できるでしょう。

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