ステランティスの一員となったフィアットはBEVを、久しぶりに動きを見せたロータスはお得意のミッドシップスポーツをリリース。これら2ブランドの動きにも要注目だ。(Motor Magazine2022年9月号より)

BEVへと進化したフィアット500。ロータスは2000psのハイパーモデルを開発

日本では展開している車種がそれほど多くはないフィアットだが、多くの人々から注目されるモデルをリリースした。それが3代目フィアット500の後継となる、フィアット500eだ。その名が示すように、4代目モデルはBEVへと変貌を遂げた。総電力量は42kWhのバッテリーと後輪を駆動するモーター1基を搭載。一充電走行距離は335kmとなる。

画像: フィアット500e。ボディのフォルムや灯火ユニットのデザインはひと目で「チンクだ!」とわかる可愛らしさを持っている。(New 2022年4月5日 日本発売)

フィアット500e。ボディのフォルムや灯火ユニットのデザインはひと目で「チンクだ!」とわかる可愛らしさを持っている。(New 2022年4月5日 日本発売)

なお、ガソリンエジン車(3代目)は2022年7月時点では販売が継続されており、しばらくはBEVとの併売が続く模様だ。

もうひとつ、要注目のブランドがある。それがロータスだ。エリーゼの生産終了以降、しばらく沈黙が続いていたが、久しぶりとなるライトウェイトミッドシップスポーツカーのエミーラを2022年4月に発売。日本でも受注が開始されており、もう少しで公道を走る姿を見られるようになるだろう。

だが、ロータスはエミーラを「最後のエンジン車」と謳っており、今後はスポーツBEVメーカーとして存続を図る計画だ。

その第1段階として、2021年には2000psを誇るハイパースポーツカーのエヴァイヤの開発が進行中であることを公表。さらに22年4月にはSUVのBEV、エレトレを発表している。(文:Motor Magazine編集部 小泉優太/写真:井上雅行、ロータス)

画像: ロータス エミーラ。久々に登場したロータスのミッドシップスポーツカー。エンジンはメルセデスAMG製の2L直4ターボとトヨタ製の3.6L V6スーパーチャージャーの2機種が用意されており、トランスミッションは2L車は8速DCT、 3.6L車には6速ATまたは6速MTを組み合わす。(New 2022年7月7日 日本発売)

ロータス エミーラ。久々に登場したロータスのミッドシップスポーツカー。エンジンはメルセデスAMG製の2L直4ターボとトヨタ製の3.6L V6スーパーチャージャーの2機種が用意されており、トランスミッションは2L車は8速DCT、 3.6L車には6速ATまたは6速MTを組み合わす。(New 2022年7月7日 日本発売)

フィアット 500e主要諸元

全長×全幅×全高:3630×1685×1530mm
ホイールベース:2320mm
車両重量:1320ー 1360kg
原動機種類:モーター×1基
最高出力:87kW(118ps)/4000rpm
最大トルク:220Nm(22.4kgm)/2000rpm
駆動方式:FWD
一充電走行距離:335km(WLTCモード)

ロータス エミーラ主要諸元

全長×全幅×全高:4413×1895×1226mm
ホイールベース:2575mm
車両重量:1405 ー1458kg
エンジン種類:直4ターボ/V6 S/C
総排気量:1991cc/3456cc
最高出力:269kW(365ps)/7200rpm〈2Lターボ〉
     298kW(405ps)/6800rpm〈3.5L S/C〉
最大トルク:430Nm(43.8kgm)/3000ー5500rpm〈2Lターボ〉
      420 ー430Nm/2700-6700rpm〈3.5L S/C〉
トランスミッション:8速DCT/6速AT/6速MT
駆動方式:MR

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