2022年10月17日(仏・現地時間)、ルノーは開催中の「パリモーターショー2022」(10月17日~23日)で、SUVタイプの次世代 BEV(電気自動車)コンセプト「4エバー トロフィー(4EVER TROPHY)」を発表。かつての人気モデル「ルノー4(キャトル)」をオマージュしたモデルだ。

神話となったルノー 4がBEVとして現代に蘇る

画像: ルノー 4(キャトル)を思わせるフロントグリル。

ルノー 4(キャトル)を思わせるフロントグリル。

2022年10月17日(プレスデイ)から23日に開催されている「パリモーターショー2022」。今回は、ドメスティックなモーターショーの様相を呈しているが、ルノーより意欲的なBセグメントSUVタイプのBEV(電気自動車)コンセプトモデルが登場した。

「4エバー トロフィー(4EVER TROPHY)」のネーミングが冠せられたそのモデルは、「4」の文字がキーワードとなる。SUVということで、4WDの連想もあるが、往年の名車「4(キャトル)」をイメージしてそのフォルムが象られている。そして、「トロフィー」は「キャトル」ベースのラリーカー「4Lトロフィー」の生誕25周年に由来するそうだ。

そのことを如実に表現されているのがフロントグリルだ。「キャトル」由来の水平基調のフロントグリルが採用され、そこにLEDヘッドランプが鎮座する。ピルケース状のリアライトは「4Lトロフィー」からのリデザインだ。

さて、このようにレトロな雰囲気を醸し出す「4エバー トロフィー」のエクステリアだが、洗練さと先進性を併せ持つデザインも施されている。

突起したボンネットしかり、台形のフロントフェンダー&リアフェンダーしかりだ。フロントのサイドにランプ類やエンブレムが配されていないのも新鮮だ。

プラットフォームは、次世代のBセグメント電動SUV用に新開発された「CMF-bev」が採用される。

最後にルノーCEOルカ・デメロの言葉を紹介しよう。

「ルノー 4(キャトル)は神話だ。そして、神話は決して消えることはない。世界中の人々に愛されたルノー 4は、電気という新たな解釈を加え現代に蘇ったのだ」

「4エバー トロフィー」への強い期待が、いかにも伺えるではないか。

画像: リアライトには、ラリーカー「4Lトロフィー」のモチーフが採用されている。

リアライトには、ラリーカー「4Lトロフィー」のモチーフが採用されている。

This article is a sponsored article by
''.