2022年11月1日から米国 ラスベガスで開催されているSEMA(米国自動車用品国病会)ショーに、北米トヨタはGRやレクサス ブランドからさまざまなコンセプトモデルやカップカーを出展した。

日本でも実車が見たくなるモデルを数多く出展!

世界最大級のアフターパーツトレードショーであるSEMAショー。今回は、日産がカスタマイズモデルを何台も出展することは以前に当Webモーターマガジンでも紹介したが、北米トヨタ(トヨタ モーター ノースアメリカ)も負けてはいない。以下に紹介するような、さまざまなモータースポーツシーンから生まれたコンセプトモデルやカップカーを出展した。

◎GR カローラ ラリーコンセプト

2023年型GR カローラ サーキットエディションをベースに、WRCで活躍するGR ヤリス ラリー1にインスパイアされて、トヨタ モータースポーツ ガレージチームと協業して製作されたカスタマイズカー。アグレッシブで機能的なボディワークでダウンフォースの最大化を実現。ラリーのための装備に特化、不要な部品を取り外し軽量化を図っている。

画像: GRヤリス ラリー1を彷彿とさせるリアビュー。フロントビューはタイトル写真を参照。

GRヤリス ラリー1を彷彿とさせるリアビュー。フロントビューはタイトル写真を参照。

◎10セカンド ツインズ

トヨタとトヨタ モータースポーツ ガレージチームが1万ドルの予算で制作した、10秒台でドラッグストリップ(いわゆるゼロヨン)を駆け抜ける双子のカスタマイズ スープラ。2020年式GR スープラ 3.0がベース。30~40%の馬力アップ、CSF高性能インタークーラー、高性能ラジエーター、トランスミッションクーラー、リアアクスルの改良等により、発進時に最大の駆動力を発揮する。

画像: ゼロヨン(0→400m加速)10秒台を目指した、10セカンド ツインズ。

ゼロヨン(0→400m加速)10秒台を目指した、10セカンド ツインズ。

◎GR86 デイリードリフター

フォーミュラ ドリフトの参戦車両のような1000馬力を発生するレーシングカーを彷彿とさせながらも、一般のクルマ好きの誰もが製作・維持できるような車両を目指し、市販車の2022年式GR86をベースに、フォトグラファーであるラリー・チェン氏が自宅の工房で制作した一台。誰もがサーキットで高性能を発揮し、楽しめる、信頼性の高いクルマに仕上がっている。

画像: 誰でも手軽に?ドリフトが楽しめるマシンに仕上がっているという。

誰でも手軽に?ドリフトが楽しめるマシンに仕上がっているという。

◎GR86 カップカー

2023年よりトヨタ GAZOOレーシング ノースアメリカによりスタートするSROモータースポーツアメリカ公認のワンメイクレース「GRカップ」参戦用カップカー。モータースポーツを起点とした、もっといいクルマづくりを推進するため、「GRカップ」のレースから得られる知見は、市販車の開発にも生かされる。

画像: いよいよ北米でもGR86のカップレースが開催される。

いよいよ北米でもGR86のカップレースが開催される。

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