フル電動化に舵を切ったロータスが送る、最後の内燃エンジン搭載モデル「エミーラ(EMIRA)」。以前にプロトタイプは紹介したが、V6エンジンを搭載したファーストエディションが日本で初公開されたので、そのディテールを写真で紹介しよう。

3.5LのスーパーチャージドV6と、2Lの直4ターボを搭載

エミーラ(EMIRA)は、ロータスが送り出す最後の内燃エンジン搭載車だ。このモデル以降に登場するのはBEVのみとなる。エミーラのスタイリングはミッドシップのスーパースポーツカーらしいものだが、シャープなボンネットフードやコンパクトなキャビン、フロントのベントなど、同社のBEVハイパーカー「エヴァイヤ」の影響を受けている。

インテリアは、12.3インチのTFTディスプレイ メーターパネルやセンターダッシュの10.25インチ タッチスクリーンなど、現代のスーパースポーツカーらしいもの。スマートフォンやペットボトルを入れられるスペースをはじめ、USBポートなども備わっている。

ファーストエディションに搭載されるパワートレーンは、これまでエキシージやエヴォーラにも搭載されてきたトヨタ製3.5L V6のスーパーチャージドエンジンから、続いてメルセデスAMG製の2L 直4ターボが設定される。V6は6速MTと6速AT、直4は8速DCTと組み合わされる。

ファーストエディションは、今後発売される標準モデルでオプション設定となるオプションパックが標準装備される。サスペンションやタイヤなどを選択できる「ロータス ドライバーズパック」や、フロントパーキングセンサーやリアリバースカメラなどの「コンビニエンスパック」、そしてプライバシー ティントガラスやスポーツアルミペダルパッドなどを含む「ロータス デザインパック」の3つだ。

なお、2023年1月13日〜15日に幕張メッセで開催される東京オートサロン 2023では、ロータスのインポーターであるエルシーアイのブースに、2台のエミーラV6 ファーストエディションが展示される予定だ。

ロータス エミーラV6 ファーストエディション 主要諸元

●全長×全幅×全高:4413×1895(ドアミラー収納時)×1226mm
●ホイールベース:2575mm
●車両重量:1458kg(DIN)
●エンジン:V6 DOHC+スーパーチャージャー
●総排気量:3456cc
●最高出力:298kW(405ps)/6800rpm
●最大トルク:420Nm(42.8kgm)/2700−6700rpm
●トランスミッション:6速MT
●駆動方式:MR
●燃料・タンク容量:プレミアム・60L
●WLTCモード燃費:未発表
●タイヤサイズ:前245/35R20、後295/30R20
●車両価格(税込):1452万円

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