ロードスターを運転するのは楽しく、乗っているうちに運転が上手くなった気になります。しかし、我流で練習するだけだと間違いを正してもらえず、いつか大変なことになるかも・・・。 新卒新米ロードスター乗りの筆者が、レーシングドライバーの眞田拓海先生による正しいMT車運転レッスンを受けてきたので、そのレポート記事をどうぞ。

シートポジションは基本のキ

画像: ハンドルとの距離調整のコツは「手のひらの付け根」と覚えておきましょう。

ハンドルとの距離調整のコツは「手のひらの付け根」と覚えておきましょう。

運転前の確認事項その1は、シート位置の調整です。しっかり、おしりと腰を座席の奥までギュギュッと押し込んで座り、ペダルを踏み込んでも腰の位置がずれないようにしておきます。続いて、クラッチペダルを左足で踏み込んだ際に、膝が伸びきらないようにシートの前後を調整します。

ちなみに筆者の場合、身長180cmと高めなので、ペダルに合わせたシート前後位置にするとハンドルに手が届かない車種もありますが、そんな時にはリクライニングの角度を変えることで合わせていきます。この時ポイントになるのが、ハンドルの上部に手を伸ばして置いた時に「手のひらの付け根」が乗るようにすること。ハンドルを回す時に最も腕が伸びるのは、一番上を持っている時なので、そこを通過する時でも腕に余裕がある距離を具体的に測るという意味で、非常にわかりやすい方法です。

また、車種によっては「テレスコピック」という、ハンドルを前後に動かして調整できるシステムを搭載しているので、こちらの機能とシート調整を組み合わせて自分に合ったポジションを探してみてください。それでもダメなら、シート交換やハンドル交換という選択肢もあるそうで、お財布に余裕のある方は検討してみても良いかもしれません。

運転操作のコツは「急な動作」を避けること

画像: ハンドルを持つ際は手のひらを押し当て、各指は優しく沿わせる程度がちょうど良いそうです。

ハンドルを持つ際は手のひらを押し当て、各指は優しく沿わせる程度がちょうど良いそうです。

急な運転操作は、車の各パーツに負担をかけるだけでなく、同乗者や後続車にも迷惑をかけます。そうした、ダメな運転を回避するためにも「操作はゆっくり、ソフトに」という基本を抑えた運転を心がけましょう。

まず、ハンドルを持つときは、手のひらをハンドルに押し当てて、各指は軽く沿わせるようにして「握りしめない」ことが肝心なのだそう。これは、ハンドルを強く握ってしまうと意識しなくても力が入ってしまい、とっさの動作に対応しづらくなってしまうためです。

また、ハンドルの回し方もカーブに入ってから回し始めるのではなく、ハンドル操作が実際の車の挙動に反映されるラグも考えて、早めにじわりじわりと切っていくことで同乗者にも優しく、車にも優しい安心・安全運転ができるようになります。

シフト操作も大切なスマートドライビングの要素で、握りしめてしまうとギアチェンジの際に力が入りすぎて無理やり押し込む形になりやすく、ソフトに持って動かすことが求められます。持ち方に関しては、人それぞれに合った方法を探すことで、スムーズな変速を実現可能になるそうです。

ペダル操作で気をつけるべきポイントは、踏みこむ際には意識できていても、離す時に操作が雑になりがちということ。ドライバーはハンドルで体が固定されますが、助手席の人はそうではありません。アクセル、ブレーキ、クラッチ全てのペダル操作において、足を離す際にも意識的に優しく動かすということを忘れないようにしましょう。

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