2023年4月3日、BMWジャパンはプレミアム ミドルサイズSUV「BMW X6」の一部改良を発表。Mハイパフォーマンスモデル初の48Vマイルドハイブリッド「X6 Mコンペティション」も加わり、装いもあらたに同日より販売が開始され、納車は7月の予定だ。

盛りだくさんの先進テクノロジーを搭載

先進運転支援システムでは、BMWジャパンが国内認可取得モデルとして初めて導入した「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」が搭載される。高速道路上での一定の条件下で、ステアリングから手を離しての走行ができるというものだ。

画像: 12.3インチのメーターパネルと、14.9インチのコントロールディスプレイを一体化させ、運転席側に湾曲させた最新のカーブドディスプレイがインテリアを特徴づける。コネクティッド機能の充実も大きなアドバンスだ。(「X6 Mコンペティション」)

12.3インチのメーターパネルと、14.9インチのコントロールディスプレイを一体化させ、運転席側に湾曲させた最新のカーブドディスプレイがインテリアを特徴づける。コネクティッド機能の充実も大きなアドバンスだ。(「X6 Mコンペティション」)

先進安全運転支援システムでは、「ドライビング アシスト プロフェッショナル」が、「アクティブ クルーズ コントロール(ストップ&ゴー機能付)」や、「レーンチェンジ ウォーニング(車線変更警告システム)およびレーン ディパーチャー ウォーニング(車線逸脱警告システム)」、「ステアリング&レーンコントロール アシスト」、「レーンチェンジ アシスト」、「サイドコリジョン プロテクション」、「衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)」、「クロストラフィックウォーニング」、「ペダル踏み間違い急発進抑制機能」などを担う。

また、時速35km以下で車両が直前に前進したルートを最大200mまで記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることができる「パーキングアシストプロフェッショナル」機能も有している。

コネクティッドでは、「BMW インテリジェント パーソナル アシスタント」が活躍する。AI技術を活用することで、音声会話だけで車両の操作や情報へのアクセスが可能となる。また、起動するときに「OK、BMW」だけでなく、ドライバーがシステムの「名前」を自由に付けることも可能だ。併せて、Amazonが提供する「Alexa」のサービスを利用することもできる。

BMW X6 ラインナップ&主要諸元

BMW X6 ラインナップ&プライス

X6 M60i xDrive:1622万円
X6 Mコンペティション:2012万円

BMW X6 M60i xDrive主要諸元

●全長×全幅×全高:4955×2005×1700mm
●ホイールベース:2975mm
●車両重量:2340kg
●エンジン:V8DOHCターボ+モーター
●総排気量:4394cc
●最高出力:390kW(530ps)/5500rpm
●最大トルク:750Nm/1800-4600rpm
●モーター最高出力:9kW(12ps)
●モーター最大トルク:200Nm
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:4WD
●車両価格(税込):1622万円

BMW X6 Mコンペティション主要諸元

●全長×全幅×全高:4940×2020×1695mm
●ホイールベース:2970mm
●車両重量:2360kg
●エンジン:V8DOHCターボ+モーター
●総排気量:4394cc
●最高出力:460kW(625ps)/5500rpm
●最大トルク:750Nm/1800-4600rpm
●モーター最高出力:9kW(12ps)
●モーター最大トルク:200Nm
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:4WD
●車両価格(税込):2012万円

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