2023年5月の正式発売開始に先駆けて、三菱自動車工業株式会社が新型軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」の一般向け発表イベントを4月8日に開催。それに合わせる形で、メディア向けの事前撮影会を実施した。開発の狙いなどとともに、その魅力をじっくり検証してみたい。

アウトドア志向の内装素材など、使いやすさにこだわる

スーパーハイトワゴンとして、広大な室内空間と便利な装備類を満載していることは、言うまでもない。乗降性に優れた後席ロングスライドやアレンジ自在なシートレイアウトを備え、日常でもレジャーでも活躍してくれる。

画像: インストルメントパネルは、水平基調のデザインがワイド感を強く感じさせる。ブラック系をメインにアイボリーをアクセントとして配置することで、アクティブ感を表現。ステアリングホイールは全車、本革巻きで、Premium系は、ステアリングヒーターを標準で装備する。(T Premium 4WD)

インストルメントパネルは、水平基調のデザインがワイド感を強く感じさせる。ブラック系をメインにアイボリーをアクセントとして配置することで、アクティブ感を表現。ステアリングホイールは全車、本革巻きで、Premium系は、ステアリングヒーターを標準で装備する。(T Premium 4WD)

リアシートの足元は圧倒的なゆとりを誇る。左右独立でスライド可能で、それぞれ前後に320mmのアジャスト量を確保している。背もたれを倒せば余裕たっぷりの荷室が生まれるなど、乗員数や利用目的に合わせて最適にアレンジすることが可能だ。

後席スライドドアの開口部は650mm、低くフラットなデッキは、小さな子供やお年寄りにも乗り降りしやすい。ハンズフリーオートスライド機構を備えているので、大荷物で両手がふさがっていても「足技」ひとつでドアを開閉することができる。

小さなデリカとしては、アウトドアユースにふったインテリア装備に注目したい。たとえばラゲッジルームは床面と後席シートバックに汚れがふき取りやすい素材を採用。シート生地には通気性に富む撥水素材(上級のPremium系には合成皮革&ファブリックにシートバックにはPVCを配する)を用いているので、子供が濡れた服などで乗り込んでも安心だ。

画像: 座面や背もたれ中央部には立体的なエンボス処理を施す。座り心地とともに、蒸れにくさなど快適性にもこだわっている。(T Premium 4WD)

座面や背もたれ中央部には立体的なエンボス処理を施す。座り心地とともに、蒸れにくさなど快適性にもこだわっている。(T Premium 4WD)

とくにフロント助手席シートは、機能性に富む。シートバックテーブルはコンビニエントフックを備え、充電表のUSBポート(Type-A×1)やモバイルポケット、車検証入れ付きのシートアンダートレイも全グレードに共通で標準装備される。運転席&助手席シートヒーターも、全車標準だ。

収納スペースも多彩で、センターと助手席側のインストアッパーにオープントレイ、引き出し式&カップホルダー付きのセンタートレイを備える。グローブボックスは3カ所、ドリンクホルダーのほかにボトルホルダーをフロントとリアにそれぞれ2カ所ずつ用意している。

実用性に関わる装備として忘れてはいけない各種運転支援機能も、非常に充実している。高速道路では同一車線内での車間距離と車線維持をアシストする「マイパイロット」を全車で標準としている。衝突被害軽減ブレーキ(歩行者検知機能付き)や踏み間違い衝突防止アシスト、オートマチックハイビームを含む「三菱e-Assist」も備わるなど、誰もが安心して運転を楽しむことができるだろう。

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