2023年4月11日、レクサスは4月18日から開催される上海モーターショーで新型「LM」のワールプレミアを行うことを発表した。2019年に登場した初代レクサスLMはアルファード/ヴェルファイアをベースとしたラグジュアリーミニバンで、北米市場や中国市場で人気モデルとなっているものの、これまで日本には導入されてこなかった。ただ日本市場でもレクサスLM導入を期待する声が高まってきており、今回登場する2代目でいよいよ日本デビューもありそうだ。
レクサス版アルファードはもはや超高級リムジン!?
初代LMはトヨタ・アルファード/ヴェルファイアをベースに、レクサスがひときわゴージャスに仕上げた超高級ミニバン(というかもはやリムジン)で、吸音材を増やして静粛性を高めるとともに、上質で豪華な誂えを特徴としている。
3列7シーター仕様のほかに前席2座と後席2座の4シーター仕様も用意されており、4シーター仕様は前席座と後席2座の空間が完全にセパレートされ、後席にはBlu-rayディスクを再生できる26インチの液晶モニターや14Lの容量を持つ冷蔵庫、マッサージ機能付きのキャプテンシート、プレミアムサラウンドサウンドシステムなども備える、まさにショーファードリブンとなっている。
また外装もアルファード/ヴェルファイアとは大きく異なり、大型のスピンドルグリルを採用、センターピラーにはクロームメッキ調の装飾が施されている。
ちなみに、LMとは“ラグジュアリームーバー”を意味するという。
2代目に進化した新型の詳細はまだ明らかになっていないが、正式発表に先立ち、今回、公式ウェブサイトでデザインの一部が公開されている。
新型レクサスLMは中国・上海で開催される「上海モーターショー2023」(会期:4月18日〜4月27日)でワールドプレミアされ、スペックや仕様などが明らかになる予定。レクサス自ら「次世代レクサスが新たな選択肢として提案するフラッグシップMPV」と紹介していることからも、新型では日本導入が期待できそうだ。