仕様は2種類。それぞれの個性を生かしたカラーコーディネートがポイント
スーパーカーの代名詞ともいえるランボルギーニだが、2023年の今年、創立から60周年を向かることとなった。そこで、それを記念した5.2L V10シリーズ「ウラカン」の限定モデル「ウラカンSTO 60thエディション」、「ウラカンテクニカ 60thエディション」、「ウラカンEVOスパイダー 60thエディション」の初お披露目が、イタリア・ミラノデザインウィークの特別イベントで行われた。
そして、この3タイプの限定モデルを際立たせるのが、何といってもそれぞれ60台しか生産されないということだ。カーボンファイバー製プレートの「1 of 60」と、ドアペイントとシート刺繍にあしらわれた「60th」がその証だ。まさに「超レアモノ」。仕様（コンフィギレーション）はどのモデルも2種類用意される。
まずは「ウラカンSTO 60thエディション」。最高出力640hpの5.2L V10搭載のハイパフォーマンスモデルは、アスリートのためのスポーツウェアやチームカラーを連想させる同系色によるコーティネートが特長となる。ひとつは、メインとサブのブルー系が組み合わされたボディカラー。サブの替わりに、ブルー系のカーボンファイバーを選択することもできる。インテリアはブラックとグレーのアルカンターラに、コントラストカラーのブルー系のステッチが施される。
もうひとつは、グレー系とブラック系のボディカラーにカーボンファイバーが組み合わされたものとなる。インテリアは、ブラック系とグレー系のアルカンターラにレッド系のステッチとレザーディテールがプラスされる。足元は、どちらもマットブラック仕上げの20インチ鍛造アルミホイールHekが装着される。
ドアにペイントされた「60th」のロゴ。
「ウラカンテクニカ 60thエディション」には、イタリアのトリコローレ旗の色が洗練されたデザインで取り入れられる。グレー系にブラック系とレッド系のディテールがあしらわれたボディカラーと、ブラック系のアルカンターラとレッド系ディタールのインテリアがひとつ。もうひとつが、ホワイト系のボディカラーにグリーン系のラインが入ったものだ。このパターンはインテリアのブラック系のアルカンターラにも取り入れられている。ホイールは、どちらもシャイニーブラックの20インチDamisoだ。
「ウラカンEVOスパイダー 60thエディション」のひとつは、ブルー系のボディカラーにコントラストカラーのホワイト系を配したものだ。インテリアも同様に、ブラックのアルカンターラにブルー系の刺繍とホワイト系のパイピングが配される。もうひとつは、グリーン系のボディカラーにホワイト系をあしらい、インテリアはブラック系のアルカンターラにレッド系ホワイト系が配される。どちらのホイールも、シャイニーブラックの20インチがDamisoが履かされる。
「ウラカン テクニカ60thエディション」を筆頭に「ウラカン」のランボルギーニ創立60週記念限定モデルが勢ぞろい。
